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もう車内に置き去りにはさせません! 生体が呼吸する際に発生する胸の動きを電波で感知

オムロン オートモーティブエレクトロニクス 「呼吸時体動検知センサー」

 

 オムロン(京都市)の子会社で車載事業を手掛けるオムロン オートモーティブエレクトロニクス(=OAE、愛知県小牧市)は、生体が呼吸する際に発生する胸の動きを電波で捉えることで、自動車内で乗員の存在をより正確に検知する「呼吸時体動検知センサー」を開発した。

 従来の超音波式と比べ、より小さな体の動きを捉えることができる。この技術によって、熟睡した子どもなど、体の動きが少ない対象を正確に検知できる。このセンサーと、「ドライバー見守り車載センサー」を組み合わせると、子どもやペット、意識を失った大人など、自力で車外に出られない対象だけを検知して、必要な場合にだけ警報を発するシステムを構築することができる、としている。ドライバー見守り車載センサーは、オムロンが2017年9月に発表したもので、ドライバーが運転に集中できる状態かどうかを判断することができる。

 近年、高温の車内で乳幼児が熱中症で死亡する事故が多発し、社会問題になっていることから、自動車メーカー各社は、子どもやペットの置き去りを検知し、ドライバーや周囲に知らせる検知システムの開発を進めている。欧州の自動車安全性評価機関「Euro―NCAP」は、車内に置き去られた子どもを検知するシステムを搭載しているかどうかを22年から安全性評価の対象項目にすると発表している。

 OAEは今秋、自動車メーカー各社に対し、呼吸時体動検知センサーのサンプル提供を開始し、21年末の量産化を目指す。

 

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