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慢性腎不全や腎細胞がんの薬物治療に期待できる成果 京都薬科大、腎臓の病巣にピンポイントで送達できるナノ薬物担体の開発に成功

京都薬科大学 「マウス静脈内投与後のセリン結合ナノ薬物担体の体内動態」(左:放射標識セリン結合ナノ薬物担体のSPECT/CT画像、右:近赤外蛍光標識セリン結合ナノ薬物担体のIVIS画像)

 

 京都薬科大学薬剤学分野の勝見英正准教授、山本昌教授らの研究グループは、腎臓に治療薬や診断薬をピンポイントで送達できるナノ薬物担体の開発に成功した、と発表した。

 京都薬科大によると、腎臓へ送達するための薬物担体は、さまざまな機関で研究されてきたが、多くは腎臓だけでなく、肝臓や脾臓(ひぞう)など、標的臓器以外の部位へも移行し、腎臓にピンポイントで送達される薬物担体の開発は難しい状況にあったという。

 研究グループは、アミノ酸の一種であるセリンをナノ薬物担体の表面に結合させることで、薬物担体が腎臓だけに集積することを、マウスを用いた実験で明らかにした。腎臓の中でも慢性腎不全や腎細胞がんの発症部位である近位尿細管に主に集積することが確認できた、としている。

 これまで治療が困難とされてきた「慢性腎不全」や「腎細胞がん」などの薬物治療や診断の大幅な改善と副作用の軽減が期待できる。

 研究の成果は、9月24日の週に、米国科学アカデミー紀要の電子版で発表される。

 


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