調査・コンサルティングの国際的な専門機関、J.D.パワー ジャパン(東京都港区)は、格安スマートフォンサービスと、格安SIMカードサービスの顧客満足度調査の結果を発表した。調査は4月、契約先の事業者からスマホ端末を一緒に購入したユーザーとSIMカードだけを購入してスマホを利用しているユーザーそれぞれに対して、インターネットで行った。
調査によると、格安スマホの対象7サービスのうち、総合満足度第1位だったのは「UQ mobile」で、「通信品質」「提供端末」「手続き・サポート対応」の3ファクターで最高評価を得たという。2位は「mineo」で「各種費用」「サービスメニュー」の2ファクターで最高評価だった。3位は「イオンモバイル」。
格安SIMカードサービスでは、対象となった10サービスのうち、「mineo」が総合満足度第1位で、「各種費用」「サービスメニュー」「手続き・サポート対応」で最高評価だった。2位は「UQ mobile」、3位は「DMM mobile」だった。
格安スマホと格安SIMカードサービスは、大手3キャリア(docomo、au、SoftBank)からの切り替えが約8割を占める。最近の契約では格安スマホ、SIM事業者間で切り替える人が増えていることが調査結果から明らかになったとしている。