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労働現場で一人一人の熱中症リスクをリアルタイムで把握 スマート衣料を活用し、システムを開発

クラボウ 「スマートフィット」

 

 クラボウ(大阪市)は、着用するだけで心拍、温度、加速度が測れるスマート衣料を使って、屋外や高温・多湿な環境で作業する建設業や運輸業、製造業などの従事者の情報をサーバーに送信し、熱中症のリスクや体調変化をリアルタイムで把握できるシステムを開発し、企業向けに受注販売を始めた。

 信州大学と共同開発したスマート衣料「スマートフィット」は、伸縮性と速乾性があり、着心地が良く、着用者の生体情報を高精度で取得できる。生体センサーを取り外せば洗濯が可能だ。

 このスマートフィットから取得した情報を、スマートフォン経由でクラウドサーバーに送り、作業地域の気象情報も加味した解析アルゴリズム(計算手法)によって、暑熱作業によるリスクをリアルタイムに推定し、作業者自身や管理者に通知する。自動学習(AI)機能によって、過去の個人のデータを踏まえた体調変化の把握もでき、職種や作業環境が多様な労働現場で、作業リスクを低減できる。加速度データから、作業者が転倒や転落状態にある可能性も分かる。

 クラボウは、2017年3月から産学連携のプロジェクトとして、大阪大学や日本気象協会と共同で、スマート衣料を活用したシステムを構築に取り組んできた。

 料金は、初期設定費用が1ユーザー当たり3万円、月額費用は1ユーザー6000円。スマートフィットのシャツは別売りで1枚4000円。金額は全て税別。

 


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