日本カーペット工業組合(大阪市)は、カーペットが寒い冬に暖かくすごすものというイメージがあることに対し、夏でも暮らしを快適にするインテリアアイテムであることを紹介している。
同組合は、麻や綿などの天然繊維を用いたカーペットは爽やかで肌触りがよく、はだしで歩いてもフローリングのようなべたつきがないと勧めている。冬のイメージが強いウールは、高い調湿機能があり、むしむしする室内を快適にする上、空気中の有害化学物質を吸着する能力もあるので健康にも良い、としている。
一方、ナイロンなどの化学繊維のカーペットの中には夏用に特化した商品があるという。涼感効果を発揮する成分をカーペット表面に加工したり、冷房効果を高めて保冷したりするものがある。