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記事提供元:TABIZINE

この景色が見られなくなるかも!今のうちに行っておくべき旅先5選

この世界にはまだ見ぬ素敵な景色がたくさんあります。ところが、今見られる風景がこのままずっと見られるとは限りません。世界には、さまざまな原因で失われようとしている風景もあります。

将来この景色が見られなくなるかもしれない、今のうちに行っておくべき5つの旅先をご紹介します。

ブータン

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GDPやGNPではなく、「GNH(国民総幸福量)」という新しい基準で国の豊かさを計っているブータン。長年鎖国状態にあったため、手つかずの自然や独自の文化が残っており、ブータンを訪れた旅行者は「世界のほかのどこにもない魅力がある」と言うそうです。

「世界一幸せな国」として脚光を浴びたこともあり、外国人旅行者からの注目が急激に高まっています。2011年の来日で、ブータン国王夫妻の美男美女ぶりが話題になったのを覚えている人も多いことでしょう。

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経済発展から距離を置き、伝統文化や精神的な豊かさを大切にしてきたブータンですが、近年観光化が進み、異文化や新しいテクノロジーが流入。チベット仏教の僧侶が携帯電話を手にする光景も当たり前になりました。

開放政策に舵を切ったことで、伝統的な価値観と生活を守り続けてきたブータンの人々の意識や暮らしに変化が生まれる日も、そう遠くはないのかもしれません。

キューバ
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中米に位置する社会主義の国、キューバ。世界遺産にも登録されているハバナ旧市街は、スペイン・コロニアル様式の建造物が見事に保存された美しい街並みで知られています。

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ハバナの名物となっているのがクラシックカー。キューバ革命以来、キューバは半世紀以上にわたってアメリカとの国交を断絶し、経済封鎖も受けていました。そのため、現在も50~60年代のアメリカ製クラシックカーが道路を行き交い、時が止まったかのような光景が楽しめるのです。

ところが、2013年に自動車の輸入制限が撤廃され、2015年にはキューバとアメリカの国交正常化が実現。現時点では、キューバ国民にとって輸入車の値段が高すぎるため、すぐにクラシックカーが消滅することはなさそうですが、クラシックカーが走るレトロな光景が見たいなら、早めにキューバ行きを計画したほうが良さそうです。

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ナミブ砂漠

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アフリカ南部、ナミビアに広がる世界遺産、ナミブ砂漠。総面積8万800平方キロメートルの大砂漠で、「世界最古の砂漠」とも呼ばれています。「ナミブ」とは現地の言葉で「何もない」の意味。その名の通り、別の惑星にいるかのような無の世界が広がっています。ところが、その異次元の美しさが人気を呼び、近年観光客が急増。

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人工の光のないナミブ砂漠は、満点の星空を見上げるのに最適な天体ファンの聖地でしたが、観光客向けのリゾートやキャンプ場から、光が漏れるようになってきています。人工の光が生態系を変えてしまう恐れもあり、これまでの「無の美しさ」が失われてしまうかもしれません。

グレートバリアリーフ

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オーストラリアにあるグレートバリアリーフは、世界最大のサンゴ礁。貴重な生態系の宝庫であることから、世界遺産に登録されています。日本列島にも匹敵する広大な海域に、400種以上のサンゴ、1500種の魚類が生息するグレートバリアリーフは、まさに海の楽園。

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海の中の世界だけでなく、「ケアンズの宝石」と称される、サンゴ礁が隆起してできたグリーン島や、ハートの形をしたサンゴ礁などの風景も、訪れる人々を魅了しています。

ところが、近年グレートバリアリーフのサンゴの白化が深刻化しています。「白化」とは、サンゴにエネルギーを供給してくれる共生藻が逃げ出し、白い骨格が透けて見える現象。白化した状態が続くと、サンゴは死んでしまいます。

異常気象によって、グレートバリアリーフ周辺の海水温が上昇し、サンゴが生きづらい環境になりつつあるのです。映画「ファインディング・ニモ」が見せてくれたような海の世界は過去のものとなってしまうのでしょうか。

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ヴェネツィア

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美しき「水の都」として世界に名を馳せる、イタリア北部の都市ヴェネツィア。運河が張り巡らされた島内には車の乗り入れができず、移動手段はボート。極上の非日常感が味わえる、ロマンティックな夢の島です。

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秋から春にかけて発生する「アクア・アルタ」(高潮)は、ヴェネツィアの風物詩。ところが、近年、ヴェネツィアが乗っているプレートの移動と地球温暖化に伴って、アクア・アルタの発生頻度が増加。水位も上昇しており、なかには「このままでは20年後にヴェネツィアが水没する」と警鐘を鳴らす専門家もいるのだとか。

世界遺産にも登録されている歴史的・芸術的価値の高いヴェネツィアの街が万年水浸しになってしまったら・・・「一生に一度は行ってみたい」と言っている余裕はないのかもしれません。

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街も人も自然も、常に変化しています。人間による開発が原因の環境破壊を食い止める努力はもちろん必要ですが、見たい景色は今のうちに見て、後悔を残さないようにしたいものですね。

[All Photos by shutterstock.com]

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