企業・商品ニュース
新商品、新サービスや企業情報を束ねたビジネスニュース

「歴史、自然、食」高知の魅力を凝縮3月4日から「志国高知幕末維新博」 新発見、暗殺直前の龍馬の手紙も公開

暗殺5日前、龍馬が中根雪江に送ったと思われる直筆の手紙。高知城歴史博物館で3月4日から公開
暗殺5日前、龍馬が中根雪江に送ったと思われる直筆の手紙。高知城歴史博物館で3月4日から公開

 徳川幕府が朝廷に政権を返上し、日本の歴史が大きく動いた大政奉還から今年で150年になる。四国の土佐藩(現高知県)からは幕末に多くの志士が誕生し、激動の時代の主役となった。高知県ではこれを記念し、歴史をリアルに体験してもらおうと3月4日から2年を掛け、県内各地で「志国高知 幕末維新博」を開催する。資料を展示しての歴史回顧を核として、高知県の自然、食を一体で売り込み全国にアピールしていく予定だ。

 幕末維新博は、今年3月から1年間、高知市内の県立高知城歴史博物館をメイン会場に開催。土佐藩300年の美と歴史への誘いをテーマに幕末のヒーロー坂本龍馬の書状や、鯨海酔候の号を持つ15代藩主、山内容堂が時の将軍徳川慶喜に提出した大政奉還建白書の写し、さらに山内家歴代藩主が使用した国宝に指定されている甲冑など貴重な歴史資料が展示される。加えて舞台となるのは、県南西部の土佐清水市にあるジョン万次郎資料館、坂本龍馬の盟友、中岡慎太郎の足跡をたどる北川村立中岡慎太郎館、三菱グループの創設者、岩崎彌太郎を紹介する安芸市立歴史民族資料館や、天守閣から市内を一望できる高知城、太平洋に突き出す室戸岬にある室戸世界ジオパークセンターなど、高知県の魅力を象徴する県内20の地域会場が舞台だ。来年4月からは現在リニューアル工事を行っている名勝、桂浜にある県立坂本龍馬記念館がメイン会場になるという。

龍馬が「新国家」の言葉を使い、福井藩士の三岡八郎を出仕させるよう中根雪江に懇願
龍馬が「新国家」の言葉を使い、福井藩士の三岡八郎を出仕させるよう中根雪江に懇願

 県の威信を懸けた維新博の開幕を前に、まさに「絶好のタイミング、天の配剤」(尾崎正直知事)ともいうべき出来事が起きた。坂本龍馬が暗殺された1867年11月15日の5日前に記したと思われる直筆の手紙が発見されたのだ。龍馬研究では最新の資料となる書状。大政奉還後の新政府樹立に龍馬が奔走する中、財政手腕を評価していた福井藩士の三岡八郎(後の由利公正)を出仕させるよう「新国家」という言葉を使いながら、福井藩重臣の中根雪江に懇願する内容。土佐藩出身者で最も有名であり最も人気が高い龍馬の手紙の発見だけに反響は大きく、県から発表された1月13日には多くの新聞やテレビがトップニュースで扱った。

 150年の節目で維新博を準備していた地元にすれば、龍馬の新しい手紙の発見は、全国に向け最高のアピールになった。尾崎知事は最初に手紙を見た時の驚きを「封書に閉じられたままで、当時の龍馬の息づかいが聞こえてくるようだった」と熱く語る。高知県といえば坂本龍馬。これまで多くのテレビ、映画、小説などで扱われ、幕末のロマンの象徴で、高知観光の目玉でもある。福山雅治が主演したNHKの大河ドラマ「龍馬伝」が放映された2010年には、全国で龍馬ブームが起き435万人と過去最高の観光客が高知県を訪れた。しかし、反動からか翌年から徐々に観光客は減り2015年は408万人。人口が72万人で全国45位の高知県にとって観光は重要な産業であり、魅力あるプランを提示できるかは死活問題だ。今回、維新博の目玉となる新発見の手紙は3月4日の開幕から5月7日まで、メイン会場の高知城歴史博物館で初めて公開される。

P1000143_01
尾崎正直知事が「志国高知 幕末維新博」を通じ、高知県の魅力をPR

 全国の歴史ファンの想像をかき立てる歴史遺産の数々。黒潮が打ち寄せる雄大な海と山地率が9割近い土地が生み出す豊かな自然と食。高知県が持つ魅力を組み合わせ、再び観光客435万人を「定常状態にしたい」(尾崎知事)のが地元の希望だ。

 


K.K. Kyodo News Facebookページ

ニュース解説特集や映像レポート、エンタメ情報、各種イベント案内や開催報告などがご覧いただけます。

第97回天皇杯 トピックス

ラウンド16(4回戦)マッチスケジュール決定

第97回天皇杯全日本サッカー選手権大会 ラウンド16(9月20日開催)のマッチスケジュール(キックオフ時間、試合会場)が下記の通り決定した。 ◆第97回天皇杯全日本サッカー選手権大会 ラウンド16 マッチスケジュール   … 続きを読む

ふるさと発見 新聞社の本
DRIVE & LOVE
11月11日はいただきますの日
野球知識検定
キャッチボールクラシック
共同通信社バナー競輪
このページのトップへ