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地域活性化などで注目を集める「スポーツツーリズム」

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注目を集める「スポーツツーリズム」

 現在、日本では国を挙げて、地域活性化、雇用拡大などの経済波及効果が見込める観光に力を入れる、観光立国の取り組みが盛んになっています。こうしたなか、2020年の東京五輪を筆頭に、日本では今後5年間国際的に注目を集めるスポーツイベントが立て続けに行われることもあり、スポーツを観光資源とした「スポーツツーリズム(スポーツ観光)」が注目を集めています。

 また、スポーツツーリズムは有名な史跡やテーマパークなどの知名度の高い観光資源の少ない地域であっても、スポーツを資源とすることで、観光客を呼び込めることから、地域経済へ好影響を与えることが期待されています。

 加えて、日本にはスキー場やゴルフ場といったスポーツを楽しむための施設が十分にあることや、四季折々の自然が楽しめることなどから、国内旅行者だけでなく、外国人旅行者を取り込んだインバウンドの需要の盛り上げ役としても期待されています。

 たとえば愛媛県で開催されている国際サイクリング大会「サイクリングしまなみ」では、2014年開催時に7,281人が参加し、その経済効果は約6.3億円と推計しています。また、瀬戸内しまなみ海道自転車道は、米国CNNの世界7大サイクリングロードに選定されるなど、海外からも高い評価を受け、外国人宿泊数が急増するなど、さまざまな効果が出ているようです。

 

観光業だけでないスポーツツーリズムに伴うビジネスチャンス

 スポーツツーリズムは、旅行業、宿泊業といった観光ビジネスだけでなく、「モノづくり」「食」「サービス」「空間産業」「まちづくり」「IT」など、さまざまな産業に影響し、あらゆる企業のビジネスチャンスとなることが期待されています。なかでも、最近注目されているのがITとスポーツを掛け合わせた取り組みです。

 2015年にJリーグでは、「LIVEトラッキング」サービスを提供しました。これは選手の動きをアニメーション化し、ピッチ全体を俯瞰で描写するリアルタイムトラッキング動画や、実況音声、1分ごとに更新されるチームデータや選手の個人データなどを取得することができるものです。

 また、個々のチームでもさまざまな取り組みが行われています。たとえば埼玉県の大宮アルディージャは、NTTグループと共同で、スタジアムのIT化(スマートスタジアム)を進めています。公式のスマートフォンアプリをインストールすると、映像番組などの特別コンテンツが見られたり、スタジアム近隣店舗のクーポン情報などを取得したりすることができます。

 さらに、プロスポーツが盛んな米国では、リアルタイムで試合情報が入手できるサービスのほか、iBeaconを使ってチケットを表示させたり、アプリを使ってハンバーガーなどを席に届けるといった活用が広がっていて、ITの活用は観戦を盛り上げるツールとして進化を続けています。

 また、スポーツ観戦だけでなく、スポーツを実際にする場合においても、ウエアラブル端末などを使って、トレーニングをサポートするアプリの活用などが広がっています。

こうしたITの活用は、旅行者がスポーツをより楽しむためのツールとして、スポーツツーリズムの広がりに欠かせないものとなっています。

 

筆者:日本情報マート
経営者の意思決定に役立つ情報を発信。金融機関にも提供。
また年間200件を超える市場調査も実施。
http://www.jim.jp/

 


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