プレスリリース共同通信PRワイヤーより最新のプレスリリースを紹介

QS Quacquarelli Symonds

QSアジア大学ランキング2022

AsiaNet 92753
日本の大学は国際競争力の向上が必要-ランキングで明らかに

 

(2021年11月2日-ロンドン発)高等教育の世界的評価機関であるQS Quacquarelli Symonds(以下「QS」という。)は本日、第14版「QSアジア大学ランキング」を発表しました。今回の「QSアジア大学ランキング」は、過去最大規模であり、687大学がランクイン、そのうち40大学が新規でランクインしています。

 

QSのリサーチ・ディレクターを務めるベン・ソーター(Ben Sowter)は、以下のように述べています。「今回の『QSアジア大学ランキング』の結果から、日本の高等教育機関は、アジア域内、特に中国の高等教育機関と比べ、勢いが減退していることがわかります。日本の大学の競争条件を公平にし、十分な研究予算を確保し、主要大学だけでなく全ての大学に対し、資金を最適に配分することが不可欠です。日本の大学の研究力を向上させるための10兆円規模の『大学ファンド』の設立は、正しい方向に向かうための重要な第一歩です。しかし、日本の大学の国際的な地位と競争力回復のためには、更なる施策が必要です。例えば、他のG7諸国と協調して、留学生と外国人教員の受け入れを速やかに再開することが挙げられます。また、若年人口の減少や経済格差の拡大が進む日本で、大学教育を促進するためには、経済的余裕を確保するための改革を押し進める必要があります。」

 

今回の「QSアジア大学ランキング」の概要は以下の通り。

・ アジア第1位に選ばれた大学は、シンガポール国立大学。同大学は4年連続でアジア第1位を維持。

・ 北京大学はアジア第2位。前回から5位向上し、「QSアジア大学ランキング」開始以降、同大学にとっては最高順位。

・ 香港大学と南洋理工大学(シンガポール)は同順位でアジア第3位。

・ 東京大学は前回より順位を4位向上させ、アジア第11位。東京大学の「Academic Reputation(学術関係者からの評判)」と「Employer Reputation(雇用者からの評判)」は、それぞれアジアで第1位に選出。これら2つの指標は、国内外の学術関係者や雇用者間における大学の評判を測るもの。「Academic Reputation(学術関係者からの評判)」は13万名の学術関係者を対象にした調査に準拠、「Employer Reputation(雇用者からの評判)」は7万5,000名の人事担当者や雇用を担当する管理者を対象にした調査に準拠している。

 

 

【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M000010/202111032777/_prw_OT1fl_J1RYWrSf.png

 

本ランキングデータの裏側より見えるもの(日本)

 

a) 今回の「QSアジア大学ランキング」では、108校の日本の大学がランクイン。この数を上回る国はインド(118校)及び中国本土(126校)のみ。

b) 前回のランキングと比較すると、今回ランクインした日本の大学のうち、65校は順位が下落、36校は順位が向上、5校は同順位である。また、2校が初めてランクインした。

c) 海外の雇用者は日本の大学を引き続き高く評価している。「Employer Reputation(雇用者からの評判)」の指標で上位100位に入っている日本の大学は14校あり、これはどの国よりも高い割合である。

d)一般的に日本の大学は「Faculty/Student Ratio(ST比)」の点で優れている。「Faculty/Student Ratio(ST比)」の指標で上位100位に入っている日本の大学は30校ある。

e) 一方、「Citations per Paper(論文あたりの被引用数)」の指標で上位100位に入っている日本の大学は5校のみ。また、「Paper per Faculty(教員あたりの論文数)」の指標で上位100位に入っている日本の大学は12校。この評価基準においては、89%の日本の大学が順位を落としている。

f) 「Academic Reputation(学術関係者からの評判)」の指標で、上位30位に入っている日本の大学は9校、「Employer Reputation(雇用者からの評判)」の指標で上位25位に入っている日本の大学は8校ある。

g) 教育への取り組み度合いを示す「Faculty/Student Ratio(ST比)」の指標で、上位30位に入っている日本の大学は10校ある。東京医科歯科大学(第2位)及び横浜市立大学(第4位)はこの重要な指標で上位5位に入っている。

h) 公立はこだて未来大学は、「Staff with PhD(博士号を持つ職員)」の割合で、第1位を獲得。その指標において、公立はこだて未来大学に次いで優れている日本の大学は東京農工大学で第37位。

i) 岩手県立大学は、研究のインパクトを示す「Citations per Papers(論文あたりの被引用数)」の指標において、日本国内の順位が最も高い。この指標で上位50位に入っている日本の大学は、岩手県立大学と奈良女子大学のみである。この指標で東京大学は第74位、京都大学は第79位である。この指標で上位100位に入っている日本の大学は5校のみである一方、韓国の大学は15校、中国本土の大学は53校入っていることは注目に値する。

j) 豊田工業大学は研究生産性を示す指標である「Paper per Faculty(教員あたりの論文数)」において、日本国内の順位が最も高い。アジア第4位である。上位100校のうち、日本の大学は12校あり、中国本土の大学は49校ある。

k) 東京大学と京都大学は「International Research Network(国際研究ネットワーク)」の指標で上位10位に入っている。それぞれの順位は、第4位及び第9位である。国際的な研究協力やパートナーシップの数を反映したこの指標で上位100位に入っている日本の大学は14校である。この指標では中国本土の大学が圧倒的に多く、40 校が上位100 位以内に入っている。

l) 立命館アジア太平洋大学は、「International Students(留学生)」の割合でアジア第5位、「International Faculty(外国人教員)」の割合でアジア第18位となった。国際教養大学は「International Faculty(外国人教員)」の割合でアジア第16位に選ばれている。日本の大学は引き続き外国人教員を集めており、この指標の上位100位に19校の日本の大学が入っている。また、日本の大学は留学生も誘引しており、「International Students(留学生)」の割合の指標で、17校が上位100位に入っている。

 

【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M000010/202111032777/_prw_OT2fl_TsD00IUH.png

 

メソドロジーhttps://www.topuniversities.com/asia-rankings/methodology
日本時間11月2日午後7時よりwww.TopUniversities.comにて、アジア大学ランキング2022全体の閲覧が可能

-以上-

 

(日本語リリース:クライアント提供)

 

PRワイヤーロゴ

共同通信PRワイヤーがあなたのプレスリリースを責任を持ってお届けします。

共同通信PRワイヤーは、わが国を代表する通信社である共同通信社のグループ企業として設立された、国内唯一の世界標準の広報通信社です。共同通信PRワイヤーがご提供するワイヤーサービスは、報道機関の方々からのご協力とご承認を得て作成した「最新のメディア向け配信リスト」を使い、共同通信社が全力を挙げて作り上げた国内広報通信システムを通じて、適切な配信先にいち早く、プレスリリースをお届けするものです。

PRワイヤー

全国選抜小学生プログラミング大会
スポーツ歴史の検証
スポーツ歴史の検証

K.K. Kyodo News Facebookページ

ニュース解説特集や映像レポート、エンタメ情報、各種イベント案内や開催報告などがご覧いただけます。

矢野経済研究所
ふるさと発見 新聞社の本
DRIVE & LOVE
11月11日はいただきますの日
野球知識検定
キャッチボールクラシック
このページのトップへ