プレスリリース共同通信PRワイヤーより最新のプレスリリースを紹介

ロックフェラー大学(The Rockefeller University)

ロックフェラー大学のウイルス学者Charles M. Rice博士がC型肝炎治療への貢献でノーベル賞受賞

AsiaNet 85944 (1781)

【ニューヨーク2020年10月6日PR Newswire=共同通信JBN】スウェーデン・ストックホルムのノーベル財団は6日、病気の原因となるウイルスと免疫系がそれらをどのように防御するかを研究しているCharles M. Rice博士(https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=2939845-1&h=2408583115&u=https%3A%2F%2Fwww.rockefeller.edu%2Four-scientists%2Fheads-of-laboratories%2F893-charles-m-rice%2F&a=Charles+M.+Rice )が今年のノーベル医学生理学賞の受賞者であると発表した。Rice博士は、Maurice R. and Corinne P. Greenbergウイルス学教授で、ウイルス学感染症研究所長でもある。博士は同賞を、米国立衛生研究所(NIH)のHarvey J. Alter博士、アルバータ大学のMichael Houghton博士と共に受賞する。

Rice博士の研究は、世界中で1億7000万人が罹患している悪性疾患であるC型肝炎の治療に直接貢献した。博士の研究室は30年間、同ウイルスに取り組み、研究室で培養、研究可能なバージョンを初めて作り出した。ウイルスタンパク質を複製、生成するウイルスゲノムの編集バージョンの開発を含むこの画期的出来事は、C型肝炎感染を治療するための3つの新しいクラスの医薬品の作成に直接つながった。研究の結果、これら医薬品の組み合わせは、C型肝炎のウイルス量を検出不能なレベルまで減らし、同疾患を実質的に治癒させられることが分かった。

ロックフェラー大学(The Rockefeller University)のRichard P. Lifton学長(https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=2939845-1&h=134064362&u=https%3A%2F%2Fwww.rockefeller.edu%2Fabout%2Fexecutive-leadership%2Fpresident%2F&a=Richard+P.+Lifton )は「多くの命を奪ってきた慢性感染症、C型肝炎は現在、治癒可能だ。時間の経過とともに、この医学的進歩は数百万人の命を救い、さらに多くの人々の生活を改善するだろう。これはCharlie(Rice博士)の研究の直接の成果だ。研究室でのC型肝炎の培養という象徴的成果を含む彼のウイルス研究は、人類のためになる科学という本学の使命を完全に体現している。彼が科学の最高栄誉であるノーベル賞受賞者に選ばれたことに感動している」と語った。

Alter、Houghton両博士は、1989年にC型肝炎ウイルスのゲノムを最初にクローン化した。これは、ウイルスに感染した人の特定と輸血用血液からのウイルスの排除を可能にする大きな進歩である。しかし、さらなる研究と医薬品の開発に不可欠な、研究室で肝臓細胞のウイルスを増殖させる取り組みは、何年も上手くいかなかった。Rice博士は、ウイルス複製の開始に必要なウイルスゲノムの末端の欠落がその理由であることを実証した。博士は1996年にウイルスゲノムの特性評価を完了、1年後に研究室で感染性ウイルスの生成に成功した。

博士はさらに、生ウイルスを生成することなく細胞内で複製できるウイルスのサブゲノム・アンプリコンを開発、これにより、ウイルス複製を直接阻害できる医薬品を試験する分析試料の考案が可能になった。2013年までに、Rice博士の技術の助けを借りて開発された一連の医薬品の一番手が食品医薬品局(FDA)から患者への使用認可を受けた。現在はいくつかの医薬品があり、それらを組み合わせることで、短期間かつほぼ毒性のない治療でC型肝炎患者の大多数を治癒させられる。

さらに、Rice博士のグループは、C型肝炎、B型肝炎、インフルエンザA、デング熱、黄熱病、ジカ熱、チクングンヤ熱、およびコロナウイルスの感染を制限する要因のテスト方法を開発した。COVID-19のパンデミックに対応して、Rice博士はCRISPR技術を使用してSARS-CoV-2用の新たな治療標的を特定(https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=2939845-1&h=3001610038&u=https%3A%2F%2Fwww.rockefeller.edu%2Fnews%2F29008-scientists-uncover-antiviral-protein-blocks-coronavirus-infection%2F&a=novel+therapeutic+targets )、コロナウイルスを阻害する能力のある医薬品をスクリーニングするため、C型肝炎研究で開発された技術を転用した(https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=2939845-1&h=2809037951&u=https%3A%2F%2Fwww.rockefeller.edu%2Fnews%2F27795-rockefeller-launching-covid19-research%2F&a=screen+drugs+for+the+ability+to+inhibit+the+coronavirus )。この研究は現在進行中である。

Rice博士は、ロックフェラー大学と関係があり、ノーベル賞を受賞した26人目の科学者となる。Rice博士の他、以下の4人のノーベル賞受賞者が現在、ロックフェラー大学の教授陣に名を連ねている。Michael W. Young(2017)、Roderick MacKinnon(2003)、Paul Nurse(2001)、Torsten Wiesel(1981)。

1952年、カリフォルニア州サクラメント生まれのRice博士は、1981年にカリフォルニア工科大学で生化学の博士号を取得、そこで1981年から1985年までポスドク研究員を務めた。2001年にロックフェラー大学入りする前は、ワシントン大学医学部の教授を14年間務めた。博士は全米科学アカデミーの会員で、2007年 M・W・ベイエリンク・ウイルス学賞、2015年 ロベルト・コッホ賞、2016年 インベブ・バイエ・ラトゥール健康賞、2016年 ラスカー・ドゥベーキー臨床医学研究賞の受賞歴がある。

▽ロックフェラー大学について
ロックフェラー大学(The Rockefeller University)は世界をリードする生物医学研究大学で、人類のためになる生命に対する理解を深める革新的で質の高い研究の実施に力を注いでいる。本学の科学に対するユニークなアプローチは、世界で最も画期的かつ革新的な生物学と医学への貢献のいくつかをもたらしてきた。ロックフェラー大学の119年の歴史の中で、本学の科学者は26のノーベル賞、23のアルバート・ラスカー医学研究賞、20の米国家科学賞を受賞している。

▽メディア問い合わせ先
Katherine Fenz
Media Relations Manager
kfenz@rockefeller.edu

ソース:The Rockefeller University

PRワイヤーロゴ

共同通信PRワイヤーがあなたのプレスリリースを責任を持ってお届けします。

共同通信PRワイヤーは、わが国を代表する通信社である共同通信社のグループ企業として設立された、国内唯一の世界標準の広報通信社です。共同通信PRワイヤーがご提供するワイヤーサービスは、報道機関の方々からのご協力とご承認を得て作成した「最新のメディア向け配信リスト」を使い、共同通信社が全力を挙げて作り上げた国内広報通信システムを通じて、適切な配信先にいち早く、プレスリリースをお届けするものです。

PRワイヤー

全国選抜小学生プログラミング大会
新型コロナ特集
スポーツ歴史の検証
スポーツ歴史の検証

K.K. Kyodo News Facebookページ

ニュース解説特集や映像レポート、エンタメ情報、各種イベント案内や開催報告などがご覧いただけます。

矢野経済研究所
ふるさと発見 新聞社の本
DRIVE & LOVE
11月11日はいただきますの日
野球知識検定
キャッチボールクラシック
このページのトップへ