プレスリリース共同通信PRワイヤーより最新のプレスリリースを紹介

欧州肝臓学会(The European Association for the Study of the Liver (EASL))

デジタル国際肝臓学会議:腸内細菌叢改変でアルコール依存症軽減可能と新たな研究

AsiaNet 85245 (1393)

【ジュネーブ2020年8月27日PR Newswire=共同通信JBN】アルコール関連の肝臓病や肝臓がんの負荷軽減で腸内細菌叢の重要性がThe Digital International Liver Congress(TM) 2020(2020年デジタル国際肝臓学会議)で発表された新たなパイロットスタディーで示された。

この研究は今後のより大きな試験での利用の第1歩として、健康な人から患者への糞便細菌の移転(FMT)がアルコール依存を軽減できるかどうかを調べた。

アルコールをやめるための複数の選択肢を試みて失敗したアルコール使用障害の患者20人が、予備的な二重盲検プラセボ対照無作為化臨床試験でFMTかプラセボを施された。FMTは、治療の15日後、アルコール依存だけでなく、全体的・心理社会的な疾病影響プロファイルを軽減したことが示された。FMT患者では、ベースライン患者に比べ、これに関連した細菌叢の多様性の大きな増加もみられた。

アルコール性肝臓疾患は腸内細菌叢のアンバランスも関与するとみられており、この研究は患者の治療成果の改善に腸内細菌叢管理を利用できる可能性を提起している。

長期間のアルコール利用の場合、アルコール代謝が生み出す活性酸素種が慢性的な腸炎を引き起こし、腸透過性を高め、細菌叢の組成を変えることがある。高い腸透過性は腸内細菌DNAと細菌内毒素(エンドトキシン)の肝臓への転移につながるとみられている。後者は、がんを含む肝臓疾患の発症に関係する炎症経路を引き起こすと考えられている。

この研究の発表者で、米国のMcGuire VA Medical CenterのJasmohan Bajaj博士は「FMTは安全であり、肝硬変とアルコール使用障害の患者の短期的なアルコール依存の軽減と生活の心理社会的質の改善に影響を示した。FMT後に多様性が高まった患者で確認された短鎖脂肪酸生成細菌が比較的多いことは、腸脳相関の転換が肝硬変患者のアルコール使用障害を軽減する手段となる可能性があることを明らかにしている」とコメントした。

欧州肝臓学会(EASL)科学委員会委員でイタリア・ミラノ大学のLuca Valenti教授は「健康と疾患におけるヒトと細菌叢ゲノムの相関関係の理解は、近年発展した主要分野の1つである。この研究は肝臓疾患治療でこの新たな知識を利用するための土台を作るものだ」と述べた。

▽詳細と関連事項、専門家インタビューの問い合わせ先
Sean Deans
+44 (0)1444 811099
sean@spinkhealth.com

ソース:The European Association for the Study of the Liver (EASL)

PRワイヤーロゴ

共同通信PRワイヤーがあなたのプレスリリースを責任を持ってお届けします。

共同通信PRワイヤーは、わが国を代表する通信社である共同通信社のグループ企業として設立された、国内唯一の世界標準の広報通信社です。共同通信PRワイヤーがご提供するワイヤーサービスは、報道機関の方々からのご協力とご承認を得て作成した「最新のメディア向け配信リスト」を使い、共同通信社が全力を挙げて作り上げた国内広報通信システムを通じて、適切な配信先にいち早く、プレスリリースをお届けするものです。

PRワイヤー

全国選抜小学生プログラミング大会
新型コロナ特集
スポーツ歴史の検証
スポーツ歴史の検証

K.K. Kyodo News Facebookページ

ニュース解説特集や映像レポート、エンタメ情報、各種イベント案内や開催報告などがご覧いただけます。

矢野経済研究所
ふるさと発見 新聞社の本
DRIVE & LOVE
11月11日はいただきますの日
野球知識検定
キャッチボールクラシック
このページのトップへ