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ニューヨークのサザビーズ・アートカレッジにアートプライス:アート市場は転換期を迎えたのか

AsiaNet 83279

 
パリ(フランス)、2020年3月30日/PRニュースワイヤー/ —
アートの歴史はこれまで年代、場所、社会の動き、テクニックなど詳細な基準に基づいて美術傾向の進化を分析してきました。しかし今日では、これよりはるかに柔軟で相互につながりを持たせる方法が主流のようで、インターネットやソーシャルネットワークが普及した結果、思想、展覧会、アーティスト、作品などの動的なリンクが引き金となっているのだと思われます。

アートマーケット・コム(ArtMarket.com)のプレジデント兼創立者であるThierry Ehrmann:「美術館では作品を時代と社会の動きで分類し、アートの歴史を直線的に見るのが当たり前でした。しかし今や美術館はより自由な展示方法を求めています。MoMA(ニューヨーク近代美術館)を一例にとると、パブロ・ピカソのアビニヨンの娘たち(Les Demoiselles d’Avignon)(1907)、ルイーズ・ブルジョアの彫刻カランタニア(Quarantania)(1947/53)、フェイス・ギングゴールドによるアメリカン・ピープル(American People)シリーズから1967年のNo.20のキャンバス絵画、「死(Die)」が一つの展示室に一緒に展示されています。この展示方法はオークションカタログにある別の傾向を反映しているかと思われます。コンテンポラリーの作品が古典派や現代の巨匠の傑作を際立たせたり、また逆の現象が起きたりしているのです。クリスティ(Christie)の戦後&コンテンポラリーアート(Post-War & Contemporary Art)オークションで落札されたサルバトール・ムンディ(Salvator Mundi)を思い出してください」

2019年アート市場報告書(2019 Art Market Report)の発行を記念し、アートプライス(Artprice)はニューヨークのサザビーズ・アートカレッジ(Sotheby’s Institute of Art)においてこのパラダイム・シフトに関する討論会を開催しました。2020年3月3日のこの討論会にご出席いただいた皆様、並びにご意見を発表していただいた専門家諸氏とサザビーズ・アートカレッジのチームの皆様にアートプライスからお礼を申し上げます。

視覚的衝撃とアイディアのつながり
1937年にMoMAがヨーロッパとアフリカの先史時代岩窟壁画(Prehistoric Rock Pictures in Europe and Africa)と題する展示を行った時、キュレーターのアルフレッド・バーはレオ・フロベニウスによる洞窟アートのトレース図と共にミロやピカソの作品を展示しました。ところが先史時代学者のエマニュエル・ギは、2019年6月のフランス・カルチャー(France Culture)のラジオ放送で「『現代と先史時代の作品』はあまり融合していませんでした。いくらか近いものもありましたが、いわば空間的に間隔を置くことによるある種の遠慮があったのです」と語りました。2019年に「先史時代:現代のエニグマ(Prehistory: A Modern Enigma)」と題してパリのポンピドゥー・センター(Pompidou Center)で行われた展覧会で、旧石器時代のビーナスはジャコメッティ、ムーア、ブランクーシらの彫刻と遠慮なく一緒にされました。あるミロの絵画が先史時代の道具の前に直接掛けられ、レオ・フロベニウスのトレース図はピエール・ユイグのビデオの反対側に吊り下げられました。

現代の私たちは、こうしたきわめて対照的なアート形式の関連付けに慣れており、今ではこのように一緒に並べるのが流行しています。数年前から、ベルサイユ宮殿はジェフ・クーンズ、グザヴィエ・ヴェイヤン、村上隆、ベルナール・ベネ、李 禹煥(リ・ウーファン)、アニッシュ・カプーア、オラファー・エリアソンなどのコンテンポラリーアーティストを庭園やサロンに招いて展示を行っています。コンテンポラリーアーティストと華やかなバロック装飾の「つながり」は、いつも「視覚的衝撃」を引き起こしました。うまく行けば、この衝撃はコンテンポラリーの作品で昔のアートを考えるオリジナルの方法を教えてくれます。

ライターで評論家のジャッド・タリー:「フリック(Frick)で数年前に見た方がいるかも知れませんが、ルネッサンス彫刻と並んでフランシス・ベーコンやサイ・トゥオンブリーをコレクションしているトミルソン・ヒルという非常に良い例があります。彼は自身のマンションで、そして今やチェルシーの美術財団でも融合で名を知られるようになりました。以前私は彼にインタビューをしたことがあり、ジャンルを融合させるというアイディアをどこで得たのかと訊ねました。すると彼はこれを始めた建築家、ピーター・マリノだと答えました」

ちなみに、 トミルソン・ヒルは「トゥールーズのカラヴァッジョ(Toulouse Caravaggio)」を落札した人物かも知れません。2019年6月にこの絵がオークションにかけられたとき、ヒルは新設した財団のために抽象画家クリストファー・ウールの作品展を開催していました。

柔軟なリンク
このような数世紀を隔てたアーティスト同士の直接・間接のつながりは、ソーシャルネットワーク、とりわけハッシュタグがもたらすものに似た自由を提供してくれます。巨匠の作品と超コンテンポラリーな作品との視覚的衝突は、インスタグラム(Instagram)やピンタレスト(Pinterest)で非常に人気があります。

ディスカバリーズ・イン・アメリカン・アート(Discoveries in American Art)編集長、ピーター・フォーク:「インスタグラムは、アート市場で大きな勢力になっています。問題は、それが推進役なのか、あるいは古いものを新しいものに変えるのかということです。推進役だとしたら、次に来る進化の段階はどんなものでしょう?インスタグラムが新しい社会の動きを作り出すということなのでしょうか?」

アートプライスは、ハッシュタグが場所、展覧会、アーティストなど様々な物の共通点を見つけて、アート市場のトレンドを特定できるようにしてくれる点に興味があります。例えば、50歳以下のアフリカ系アメリカ人の画家で、コラージュのテクニックを使って友人や知人の肖像画を作るという共通点を持つあらゆる年代の女性アーティストがいるとします。一方で、ポップカルチャー出身で、香港で目覚ましい成果を上げているストリートアート寄りのアーティストたちがいます。あまりに進化が速すぎるせいで、従来の方法でアートの歴史にアプローチしていたのでは漏れてしまうような物でも、ハッシュタグを使えばこれらの間の柔軟なリンクを作れます。

サザビーズ・アートカレッジ、キャシー・バティスタ:「大きく変わったのは、誰が歴史を書き換えているかということです。当校には現代アートの歴史について書いたバルトのような人々の長年の遺産がありますが、インターネットやソーシャルメディアがこの分野を完全に民主化した今、突然誰もが歴史を書き記すようになったのです。私たちは新しい時代に生きており、ハッシュタグがこの新時代を象徴しているのだと思います。『学問の世界』の反応が楽しみです。例えば、エール(Yale)美術史学部のティム・バリンジャーは、初めて美術史の正規の原理を全て捨て去りました」

確かに美術史は長きにわたり西洋の白人で、異性愛の男性アーティストの原理に支配されていました。しかし、物事は驚くほどのスピードで、時には意図的に物議を呼ぶような方法で変化しています。ロサンゼルスでは、デヴィッド・コルダンスキー・ギャラリー(David Kordansky gallery)がローレン・ホールジーの個展で 『特定の民族』のコレクターのために数点の作品をリザーブして、アート市場に衝撃を与えました。このような極端なケースは例外で、キャシー・バティスタはやはり「ホイットニー(Whitney)美術館に足を踏み入れて、バーベキューの前の黒人を描いた13フィートの絵画を見ると、爽やかな気分になる」と感じています。

今日では、アート作品は以前よりはるかに柔軟なリンクで結ばれており、このリンクは制限が少なく、何よりも進化し続けています。MoMAのギャラリーのいくつかは、より多くの作品を展示して新たなつながりを提案するため、6か月ごとに入れ替えしなくてはなりません。アート市場がこの加速に対応するための新たなツールを開発する必要があることに、疑う余地はありません。

Copyright 1987-2020 thierry Ehrmann www.artprice.com – www.artmarket.com

アートマーケット(Artmarket)について:
Artmarket.com は、ユーロネクスト・パリのEurolistおよびSRD long onlyに上場されています: Euroclear: 7478 – ブルームバーグ:PRC – ロイター:ARTF。

アートマーケットとアートプライス部門を動画で見る: https://en.artprice.com/video 

アートマーケットとその部門であるアートプライスは、1997年にCEO Thierry Ehrmannによって創立されました。アートマーケットとその部門であるアートプライスは、1987年創立のServeurグループの傘下に置かれています。

Who’s who (c)内の公式バイオグラフィーを見る:
https://imgpublic.artprice.com/img/wp/sites/11/2019/10/biographie_oct2019_WhosWho_thierryEhrmann.pdf 

アートマーケットはアート市場におけるグローバルプレイヤーです。アートプライスをはじめとするさまざまな部門を通じて、歴史的データと現在のアート市場の情報を収集、管理、活用する世界的リーダーとして、3000万件以上のアート指標とオークション結果、70万人以上のアーティストをカバーしたデータバンクを有します。

Artprice Images(R)は、世界最大のアート市場イメージバンクのデータベース無制限アクセスを提供しています。このデータベースには、1700年代から今日までのアート作品の1億8000を数えるデジタル写真とエッチング画像が、美術史家のコメント付きで収められています。

アートマーケットはアートプライスとともに6300にのぼるオークションハウスからの情報をたえず収集し、主要なプレス、メディアエージェントに向けてアート市場のキー情報を提供しています(出版数7200)。450万人のログインメンバーが、メンバーの投稿する広告へのアクセスを有し、リーダー的なGlobal Standardized Marketplace(R)を代表するネットワークとして、固定ないしは入札価格でのアート作品の売買を取り扱います(オークションはフランス商法の L 321.3条における第2、3段落の定めによって規定されています)。

アートマーケットはアートプライスを含めて、BPI(国立投資銀行)から「イノベーティブ企業ラベル」国立認定を受け、2018年11月から2回目となる3年間の国立支援を獲得しています。これに力を得て、アート市場におけるグローバルプレイヤーとしてのポジション強化プロジェクトに取り組んでいきます。

アートプライスによる2019年度アートマーケットのグローバルアート市場報告書は、2020年2月に発表されていました:
https://www.artprice.com/artprice-reports/the-art-market-in-2019 

アートマーケットとその部門であるアートプライスが掲示したプレスリリースのインデックス:
http://serveur.serveur.com/press_release/pressreleaseen.htm 

フェイスブックとツイッターで、アートマーケットとアートプライスによるアート市場のニュースをリアルタイムでフォローしてください:
https://www.facebook.com/artpricedotcom/  (フォロアー数470万人) 
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有名なOrgane Contemporary Art Museum 「The Abode of Chaos」に本社を置いてある、アートマーケットとアートプライス部門(http://web.artprice.com/video )の秘術及び世界を見る (The New York Timesより) :
https://issuu.com/demeureduchaos/docs/demeureduchaos-abodeofchaos-opus-ix-1999-2013 

L’Obs – 未来の美術館: https://youtu.be/29LXBPJrs-o 
https://www.facebook.com/la.demeure.du.chaos.theabodeofchaos999
(フォロワー数400万人)

https://vimeo.com/124643720 

インフォグラフィック – https://mma.prnewswire.com/media/1123472/Artprice_Two_points_of_view_Infographic.jpg 

ロゴ – https://mma.prnewswire.com/media/1009603/Art_Market_logo.jpg 

お問合せ: Thierry Ehrmann、ir@artmarket.com

(日本語リリース:クライアント提供)

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