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オジャーズベルンソン

企業内でリーダーに対する不信感が蔓延

AsiaNet 83074

 
会社の経営者に信頼を寄せているのは重役のうちわずか15%

【シンガポール、2020年3月12日、PRNewswire】世界中の企業重役のうちわずか15%が、自分の企業の経営者が技術発展、人口推移や気候変動といった変化を上手に利用していくことができると考えていることが分かりました。重役のうち95%は同時に、こうした変化を上手に利用することが会社の成功には欠かせないと考えています。

この数字は、世界のリーダーシップについての研究で有名なオジャーズベルンソンが新しく行った世界規模の分析によるものです。 今回の分析の結論としては、世界中でリーダーシップに対する不信感が蔓延しており、今現在成功を収めている企業もこれからの時代には「リーダーシップの見直し」の必要に迫られるだろう、というものです。

オジャーズベルンソンアジア太平洋ACのマネージング・パートナーであるマーク・ブレイスウェイト氏は 「世界の他の地域と同様に、アジア太平洋地域の企業重役達は、企業トップの経営能力に疑問を抱いています。これは特定の企業やその関係者、従業員にとってだけの問題ではなく、経済全体における問題です。」と述べています。

ハーバードビジネス研究分析サービスと共同開発した手法を用いて、第一弾のオジャーズベルンソン リーダーシップへの信頼度評価指標が本日発表されます。世界中で5000万ドル から50億ドルの売上を誇る企業で務めるおよそ2,000名の会社重役、責任者や理事会員から集めたデータを利用して設計されたこの指標は、変化する時代において企業トップに対する信頼度を計測しようとする初めての試みです。

この指標はさらに、この変化に溢れた現代において企業が成長していくため、企業トップとなる人材にはどのような人格や特性が求められているかを示します。 オジャーズベルンソンの報告書では、企業重役や上役達のうち88%がこれから5年間においてさらに様々な変化が起こってくると考えているとし、それに近い85%の人々が、こうした変化がすでに自分達の企業に影響を及ぼし始めている、と述べたとしています。

これは重大な問題です。ハーバードビジネス研究分析サービス(HBR-AS)によれば、世界の企業重役の95%(1)が、こうした変化をいかに乗り切るかがこれからの企業の成功の鍵を握るだけではなく、「他企業に対する明確な競争力」となると考えています。現代は世界トップと言われる企業でも簡単に失墜してしまう時代で、例えばアメリカでは、現在フォーチュン 500に名を連ねる企業の半分はここ10年のうちに消えてしまうだろう、という予測もあります。(2)

オジャーズベルンソンの最高経営者であるケスター・スクロープ氏は、「リーダーシップの資質がこれほど注目された時代はありません。こうした指標が発表され、今の時代に見合った安定的な組織を作るにはリーダー達にどのような資質が求められるのかを明らかにしたのは初めてのことです。」とコメントしています。

自分の企業のリーダーが時代の変化にうまく対応している、と感じているのは企業重役のうちわずか16%で、将来もうまく対応できるだろうと考えているのはたった15%です。大多数(61%) はよくわからないと答え、またほぼ4分の1(24%)の企業重役らは不安が残る、と答えました。この傾向は世界の他の地域にも共通して見られました。

この不信感の高まりは、個人的な職務内容やリーダー、特に最高経営者達に対して特に顕著に見られました。回答者のうち85%はCEOの役割が最も重要であると答えましたが、40% が現在のCEOが今後5年間に時代の変化に上手く対応していくことができるのか不安だと述べました。

オジャーズベルンソンの報告書は、「CEO達にとっては耳の痛い話かも知れないが、これまで高い業績を挙げてきたことと、将来にも時代の変化に対応していくことができることとは同義ではない。」としています。

しかし、 この指標によれば金融や人事、技術関連といったセクターを含む全てのC-suite役割において不信感が高まっているようです。さらに、トップ15%のリーダー達は周囲からの高い信頼を受けているのに対し、その他のリーダー達はほとんど信頼されていないという大きな違いも浮き彫りになりました。オジャーズベルンソンは、「企業を発展させることのみ考えているリーダー達は、変化がもたらすビジネスチャンスばかりに目を向けがちであるが、変化に対してよりバランスの取れた態度が求められている。」としています。

今回の指標には、リーダーに対する信頼度が高い企業と低い企業の比較も含まれています。 リーダーに信頼を置く企業では、リーダーの決断力、ビジョン、好奇心、そして目的意識の高さを高く評価しています。

スクロープ氏は、「成功企業は、リーダーには技術や経験だけでなく考え方も重要だということを理解しています。組織レベルにおいて、さらに信頼を得るリーダーの資質としてもフットワークの軽さはとても大切です。様々な変化の波が押し寄せる中で、変化を受け入れビジネスチャンスをものにしていくためには、個人の考え方が鍵となってきます。」と述べています。

オジャーズベルンソンアジア太平洋ACのマネージング・パートナーであるマーク・ブレイスウェイト氏は、アジア太平洋地域のCEO達がどのように変化に立ち向かっているのかを記した著書『Leadership Disrupted (変化の中のリーダーシップ)(https://www.odgersberndtson.com/en-gb/insights/this-is-leadership-disrupted )』を昨年発表しました。同氏は、 「今回分かったことは、現時点で成功を収めているリーダー達は同僚と良く話し、協同して作業に当たっている、ということです。リーダー達が自分は全てのことを分かっているわけではないという謙遜さを持っていれば、一人の人がいつも正しいわけではないとし、いつも多くの人を巻き込み様々な視点からビジネス上の問題に取り組むという革新的な企業文化を築くことができます。」と述べています。

オジャーズベルンソンは、企業がこれからの複雑で不安定な世界を勝ち抜いていくためにはリーダーシップが進化していなければならないと考えています。この進化には、常に柔軟に変化していくための牽引力、適応力、好奇心、そして企業を変革していくビジョンと決断力、さらに目的を見失わずに努力し続ける忍耐力などが含まれています。リーダー達は変化に適応していく考え方と、古い体質や体制を良しとしない謙遜さを備えていなければなりません。

1. HBR-AS ハーバードビジネス研究分析サービス『The State of Leadership: Is Disruption Creating a Crisis of Confidence?(リーダーシップのあり方ー変化から生まれる危機、または信頼)』 (2020年)
2: Innosight – https://www.inc.com/ilan-mochari/innosight-sp-500-new-companies.html

主な研究結果、手法と裏面注記
主な研究結果:
オジャーズベルンソン リーダーシップへの信頼度評価指標 2020より
・世界中の企業のうち85%が変化の影響を受けており、さらに88%の企業がこの傾向は今後5年間に増大するだろうとしている。
・世界の企業重役のうち95%が、変化への対応が企業の成功と競争力強化に欠かせないとしている。
・世界の企業重役や上役のうち、自分の企業のトップが変化の波に上手く対応してきていると感じているのはわずか16%である。
・世界の企業リーダー達のうち、変化の波を乗り越え企業を成功に導くことができると信頼を受けているのはわずか15%である。回答者のうち24%は、リーダーの能力に不信感を抱いているとした。
・リーダーに信頼を置いている組織では、リーダーの持つビジョン、決断力、好奇心を80%以上と高く評価している。リーダーに不信感を抱く組織では、この評価は5%以下に留まった。
・リーダーに信頼を置く組織では、企業経営において日常的に見られる課題に対しても上手く対処している傾向がある。リーダーに不信感を抱く組織のうち58%は、変化への抵抗感が一番大きな課題で、変化に上手く対応できない原因だと感じている。リーダーに信頼を置く組織では、このように感じているのはたった31%である。
・全ての地域において、企業トップへの信頼感は低い。世界全ての地域の企業のうち、自分達のリーダーは企業を成功に導くことができると感じているのは14%〜 17%であった。今回の指標では、北アメリカで特にリーダーへの信頼感が低かった(27%)。
・企業重役達がリーダーの責務をどれだけ重く見ているかと、実際のリーダーを務めている者の能力に対して寄せている信頼感の間には重大な乖離がある。例えば、企業重役のうち85%がCEOは重要な役割であるとしたが、現在のCEOが今後5年間企業を成功に導いて行くことができると回答したのは40%に留まった。
・企業重役達は、リーダーが企業内の人材を活用し変化を起こしていくことができるかという点が最も疑問だとしている。
・自分の企業がこれからの時代の変化に対応していけるか不安だと述べた回答者らは、企業内で変化への抵抗感があることが一番大きな問題(58%)だとした。次に問題となるのはリーダー達のビジョンの乏しさ(56%)である。リーダーへの不信感が高く、現在変化に上手く対応できていない企業では、リーダーの素質が問われており、これからの時代の変化がますます大きな課題となってくるであろう。

編集後記:
今回の研究では、企業の戦略方針に影響を与え、操業能力を低下させる可能性を持つ不安定要素を「変化」と定義しました。これには新しい技術の台頭、予想外の企業競争、気候変動の影響、規則関連の見落とし、革新的なビジネスモデル、顧客からの期待の増大、人口変化などが含まれます。  

オジャーズベルンソンリーダーシップへの信頼度評価指標
手法
オジャーズベルンソンリーダーシップへの信頼度評価指標は、世界のビジネスリーダー達に対する信頼度、そして変化の波に乗りビジネスを成功に導く能力を計測する初の指標と考えられています。

この手法はオジャーズベルンソンがハーバードビジネス研究分析サービス (HBR-AS)と共同開発したものです。我々の分析は、5000万ドルから50億ドル以上の収益を上げる企業から1,890名の重役に対して行われた調査に対する回答に基づいています。

この指標は、44のリーダー的資質や行動に関する質問への回答を総合したもので、課題を乗り切り企業を成功に導くリーダーの能力についての信頼度を計測する目安となります。この指標はさらに、リーダーとしての技術、経験、資質や行動に対する信頼度を計測します。

信頼度が高い企業と低い企業を比較することで、将来の成功に自信を持っている企業のリーダー達はどのような行動をし、どのような資質を備えているのかを知ることができます。

オジャーズベルンソンについて
オジャーズベルンソンは世界中で様々な規模、構成、成熟度を持つ企業や組織に対してヘッドハンター、評価開発を行っています。同社は営利、公的、非営利など50セクター以上に渡る実務経験あるスペシャリストを持ち、29カ国で250以上のパートナーとチームを擁しています。アジア太平洋地域では、オーストラリア、インド、中国、日本とシンガポールに拠点を置いています。
www.odgersberndtson.com

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(日本語リリース:クライアント提供)

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