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Wildlife Justice Commissionの新報告:センザンコウうろこ密輸は国境を越えた組織犯罪

Wildlife Justice Commissionの新報告:センザンコウうろこ密輸は国境を越えた組織犯罪

AsiaNet 82807(0192)

【ハーグ(オランダ)2020年2月10日PR Newswire=共同通信JBN】
*世界センザンコウデーを控えた10日、「Scaling Up: The Rapid Growth in the Industrial Scale Trafficking of Pangolin Scales (2016-2019)」を公表

Wildlife Justice Commission(WJC)は(15日の)世界センザンコウデーを控えた10日、「Scaling Up: The Rapid Growth in the Trafficking of Pangolin Scales (2016-2019)」(センザンコウうろこ密輸は国境を越えた組織犯罪)と題する報告を公表した(注1)。報告は、種を絶滅の危機に追い込んでいるこの大規模な密輸に焦点を当て、国境を越えた組織犯罪として取り組み、先進的な捜査技術を使って効果的に対処する必要があるとしている。

報告は犯罪動態とセンザンコウうろこ国際密輸の傾向の総合的理解を構築するため、2016年1月1日から2019年12月31日までの摘発データ分析とWJC独自の捜査結果をまとめた。WJCは組織犯罪に最も脆弱なものとして、うろこ密輸の捜査・情報に注目している。うろこは科学的な治療効果の証拠がないにもかかわらず、漢方薬の材料として求められている。

分析は密輸に関して、センザンコウ多産国(不相応に関与しているナイジェリアとベトナムを含む)の特定、密輸ルート、輸送方法、センザンコウうろこの末端価格を重視。組織犯罪ネットワークによって売買、支援される量の大幅かつ急激な増加が示されている。

2016-2019年に摘発された52件で、密輸センザンコウうろこ推計206.4トンが押収された。摘発データを分析すると、かつてないレベルの密輸増加が示され、押収されたうちの3分の2近く(132.1トン)はこの2年(2018-2019年)に発見された。2019年のセンザンコウうろこ密輸量は1回平均6.2トンだったが、3年前は2.2トンにすぎなかった。

WJC情報部長のサラ・ストナー氏は「密輸の大部分は恐らく見過ごされており、この合計量は全体のほんの一部とみられる。われわれの捜査アプローチは、センザンコウうろこ蓄積に関する(3年間で16トン以上の)ベトナム1国だけの情報でも密輸規模の定量化の新たな局面を追加する。そしてこれはわれわれが分析した摘発済みの押収に上乗せされる」と語った。

分析は、象牙とセンザンコウうろこの密輸の関係、それが犯罪面で意味するものにも及ぶ。象牙価格の下落を受けて組織犯罪ネットワークは売買対象を切り替え、利幅を維持しようと大量のうろこ密輸に動いている。センザンコウうろこは象牙に比べてキロ当たりの価値は低い(注2)。

ストナー氏は「野生動物の組織犯罪にとって、固有の種でなく、価値の高い品と利益が問題である。利幅がよければ、ネットワークは別の種にシフトする。それに効果的に対処するには、犯罪の観点から、また、国内レベルでそれだけに焦点を当てるより、国境を越えた次元で取り組む必要がある」と話した。

WJCは報告で、センザンコウ密輸組織を罰するツールとして使用すれば、コントロールドデリバリーなどの手法の常用が目覚ましい成果を上げると指摘している。

ストナー氏は「中国におけるセンザンコウうろこ密輸の最近の通年捜査、および、ナイジェリア当局による直近の摘発(注3)は、これら野生動物の越境犯罪をどのように捜査すべきかの格好の例であり、組織犯罪撲滅をうまく達成できる具体的な成果である。このアプローチがなければ、センザンコウは生存を脅かされる極めて脆弱な現況にとどまってしまう」と付言した。

Wildlife Justice Commissionは証拠を集めて説明責任を果たすことで、野生動物や木材、魚類の国際組織犯罪ネットワーク破壊・解体を助ける活動をグローバル展開している。

編集者注意:
(注1)報告全容はWJCのウェブサイト(www.wildlifejustice.org )を参照。
(注2)2019年9月公表のWJC Ivory Snapshot Analysisは、象牙国際密輸の犯罪動態の傾向・変化に関する詳細な見解を提供し、重量500キロ以上の象牙などの売買摘発増、象牙とともに密輸されるセンザンコウうろこ増大の懸念すべき傾向を指摘している。
(注3)2019年12月、中国当局は通年捜査を通じ、コントロールドデリバリーの下でナイジェリアから韓国を経て中国に密輸されたセンザンコウうろこ10.65トンを押収、突破口を開いた。直近ではナイジェリア税関が2020年1月、カメルーンから国境を越えて密輸された禁制品の中のセンザンコウうろこを押収した。うろこ国際密輸の背後に存在する犯罪ネットワークを破壊するこれら高レベル、緊密連携型の介入は現在、アフリカのセンザンコウをうろこと肉の継続的需要から保護する最優先事項になっている。

Photo – https://mma.prnewswire.com/media/1087660/Wildlife_Justice_Commision.jpg

ソース:Wildlife Justice Commission

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