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国立歴史民俗博物館

第109回 歴博フォーラム 

2018年11月21日

国立歴史民俗博物館

「死者と生者の共同性
  -葬送墓制の再構築をめざして-」
2018年12月15日(土)13:00~17:00
2018年12月16日(日)10:00~17:00
会場:早稲田大学大隈記念講堂大講堂

 このたび、国立歴史民俗博物館(千葉県佐倉市)は、歴博フォーラム第109回「死者と生者の共同性-葬送墓制の再構築をめざして-」を2018年12月15日(土)と12月16(日)の2日間にわたり、早稲田大学大隈記念講堂大講堂にて開催する運びとなりました。
 近年、葬儀の簡略化や小規模化が進展し、火葬のみで葬儀を行わない「直葬」が増加しています。また墓の無縁化が進むとともに、「墓じまい」と称して墓の改葬や廃止も増えています。そして従来の墓に代わり、散骨や樹木葬といった新たな葬法なども誕生しました。さらに社会的に孤立して亡くなり発見が遅れる場合や、近親者がいたとしても引き取られない遺骨も増加しています。これは、地域社会や職場、家族のつながりがしだいに弱体化して個人化が進み、個々人が死への対応を迫られていることが背景にあります。ときには孤立する事態も発生し、孤立死や遺骨の引き取り手がないなど、個人化の弊害といえる事象をも発生し、近年、社会問題化しています。一方で、従来の社会関係とは異なる新たな関係や実践が見られるようになり、研究関心として浮上してきました。それは「墓友」といわれる血縁を超えた共同墓での会員交流や東日本大震災犠牲者の多様な追悼儀礼の執行、さまざまな団体による孤立防止対応と追悼行為など、ささやかではありますが新たな動向がみられます。今回のフォーラムではこのような変化に注目し、従来の関係も含め、総体として捉えることを目的としています。そして現在の葬送墓制の動態を通して、死生観の変容を明らかにし、現代における追悼のあり方を考える素材を提示したいと考えています。
【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201811210615-O5-Hm8V35sx 】 
【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201811210615-O1-1H8z1qf5 】 
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【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201811210615-O6-M29lRMQk
               ―概要―
日  時:2018年12月15日(土):13時00分~17時00分
     2018年12月16日(日):10時00分~17時00分
会  場:早稲田大学大隈記念講堂大講堂(〒169-8050 新宿区西早稲田1-6-1)
共  催:早稲田大学人間科学学術院
参加費:無料  定員:600名(要申込)

フォーラムでは、3つのセッションに分けて検討を行っていきます。
■第1セッション「無縁化への道程」では、近代になっても家や村を基盤とて行われてきた多様な葬送墓制のあり方を検討します。そこでは地域の慣習や寺院儀礼なども踏まえながら、位牌や墓など死者祭祀の装置と人々との関係について、デジタル化した現代における変容も含めて取りあげていきます。
■第2セッション「縁無き人々の追悼」では、身元不明の行旅死亡人、また身元は明らかではあるが、近親者のいない、もしくはいたとしても引き取られない死者についての検討です。近年急速に増加するこのような人々は、行政によって最低限の火葬や納骨などの対応がなされる点について、社会の一員として包摂する制度の形成過程とその課題について検討します。
■第3セッション「縁なき方向へすすむ墓」では、墓をめぐる現代の動向、そこに包含する問題点について考察するものです。従来の家にしても、核家族にしても、基本的に墓は子孫によって祀られ、管理されてきました。しかし、1990年代以降、無縁化する墓も増えており、子孫による管理の必要のないさまざまな葬法が現在見られるようになりました。このような墓の動態について検討します。
3つのセッションを通して、現代の葬送墓制に関する課題を整理し、新たな社会状況の中で、死者と生者がどのようにつながりを保持しているかを検討していきたいと思います。そして現代の人々が、どのようにすれば実りある生を全うし安心して死を迎えることができるのか、考える素材を提示できれば幸いです。

《スケジュール》
2018年12月15日(土)
13:00〜13:20 開会挨拶 久留島 浩(国立歴史民俗博物館・館長)
         共催者挨拶 谷川 章雄(早稲田大学・教授)
13:20〜13:40 趣旨説明 山田 慎也(国立歴史民俗博物館・准教授)
 
I 無縁化への道程(司会:鈴木 岩弓)
13:40〜14:10 谷川 章雄「位牌・墓標と葬送」
14:10〜14:40 朽木 量(千葉商科大学・教授)「両墓制の終焉と死生観」
14:40〜14:55 休憩
14:55〜15:25 土居 浩(ものつくり大学・准教授)「死者との社会構想あるいは妄想」
15:25〜15:55 瓜生 大輔(東京大学・助教)「デジタル時代の弔い方」
15:55〜16:10 休憩
16:10〜16:40 コメント 鈴木 岩弓(東北大学・総長特命教授)
                            問芝 志保(筑波大学・一貫制博士課程)
16:40〜17:00 質疑応答

2018年12月16日(日)
II 縁なき人々の追悼(司会:森 謙二)
10:00~10:30 槇村 久子(関西大学・客員教授)「無縁社会の3つの方向と共同性のゆくえ」
10:30~11:00 山田 慎也「近親者なき人の葬送と助葬」
11:00~11:30 村上 興匡(大正大学・教授)「送骨と寺院」
11:30~12:00 コメント 森 謙二(茨城キリスト教大学・名誉教授)
              大場 あや(大正大学・博士後期課程)
12:00~13:20 昼食休憩
 
III 縁なき方向へすすむ墓(司会:村上 興匡)
13:20~13:50 鈴木 岩弓「〈二・五人称の死者〉の今後」
13:50~14:20 小谷 みどり(第一生命経済研究所・主席研究員)「新たな死の共同性」
14:20~14:50 森 謙二「無縁墳墓改葬制度と墓地埋葬秩序の新構築」
14:50~15:20 コメント 村上 興匡
                            金セッピョル(総合地球環境学研究所・特任助教)
15:20~15:40 休憩
15:40~16:50 質疑応答・総合討論(司会 山田慎也)
16:50~17:00 閉会の言葉 山田慎也
※内容や講師は都合により変更することがあります。予めご了承ください。
※当日レジュメは1人1冊配付します。2日間参加される方は初日に配付したレジュメをご持参ください。

《お申し込み方法》聴講には事前に申込みが必要です。申し込みは前々日まで受け付けます。
※1度のお申込みで15日・16日の両日参加できます。(1日のみの参加も可能です)
※定員に達した時点で締め切ります。
Web:https://www.rekihaku.ac.jp/others/form_02/index.html
上記のサイトページのお申し込みフォームに必要事項を記入の上、お申し込みください。
往復ハガキ:「第109回歴博フォーラム 12月15日、16日 参加希望」と明記の上、住所、氏名(ふりがな)、電話番号を書いて、下記宛先までお申し込みください。(料金不足のハガキでお申し込みの場合、受付はできませんのでご注意ください)※2017年6月1日より郵便料金改定により往復ハガキの価格が124円になっておりますのでご注意ください。
〒285-8502 千葉県佐倉市城内町117番地
国立歴史民俗博物館 広報サービス室 広報・普及係

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