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工業技術研究院 日本事務所

工業技術研究院ベンチャー企業CoolSo 東京ゲームショウ2018出展

2018/09/20

工業技術研究院

工業技術研究院ベンチャー企業CoolSo 東京ゲームショウ2018出展
注目を浴びる空中操作技術 あなたもアイアンマンに変身

 工業技術研究院(以下:ITRI)のスピンオフベンチャー企業「CoolSo(本社:Taiwan、Sec. 2, Zhongshan N. Rd., Zhongshan Dist., Taipei)」は、世界最大級のゲーム展示会「東京ゲームショー2018」に出展しました。オランダマーケットリサーチによると、2021年世界のゲーム市場規模は1800億USドル超となり、無限の可能性を秘めています。当展示会は9月20日から23日の4日間、千葉・幕張メッセで開催されます。30数ヶ国・約400社の企業が参加し、2200もの展示が出展される大規模な展示会です。ITRIのスピンオフベンチャー企業「CoolSo」も、ゲーム産業における今後の展開可能性に向けて初出展をし、VR/ARコーナーにて手首の筋肉を駆使しゲームを空中操作する技術を紹介しました。このヒューマンマシンインターフェースが、会場を訪れたプレイヤーや投資家の注目を浴びました。

 オランダのマーケティングリサーチ会社 Newzooの研究レポートによると、ゲーム産業の市場規模は大きく、世界の関心も高く、2018年現在、世界中に23億人ものゲームプレイヤーが存在します。世界のゲーム市場規模は、2018年の1,379 USドルから、2021年には1,801 USドルに達すると予測されています。

 ITRIのCoolSoは、現在注目のバーチャル・リアリティ(VR)技術と「筋音図(MMG)」技術を活用し、従来のジョイスティックやコントローラーを使わず、手を動かすだけでゲーム操作が可能で、全く新しい楽しさを味わうことができます。CoolSoの展示ブースでは、台湾の動画制作会社MoonShineと共同開発した多数のシューティングゲームのデモ体験を実施しました。プレイヤーはCoolSoが開発したリストバンドを着けるだけでアイアンマンに変身し、掌から光線を発射し、敵を攻撃することができます。このような画期的で新しい遊び方は、多くのプレイヤーが列を作るほどの人気を博しました。

 CoolSoの創業者ジャック・ウー(Jack Wu)氏によると、「筋音図(MMG)」技術の原理はリストバンド等のウェアラブルデバイスによって、筋肉が動く際に発する生理信号を感知し、ユーザーのジェスチャーを判断し、ゲーム機に指示を出すという仕組みです。この技術は先ず主にVR/ARゲームに応用し、将来的には次世代のヒューマンマシンインタフェースとなるでしょう。

 また、「筋音図(MMG)」技術はVRゲームの専用コントローラーが見えないという視覚上の問題を解決しました。MMG技術で筋肉の生理信号をとらえることで、手のジェスチャーをより正確に認識します。リストバンドを使うことで、従来連結ケーブルの消耗問題もなく、伝送距離もケーブル長さに影響されず、約15メートル離れても認識します。また、CoolSoの筋音図(MMG)は、従来筋電図(EMG)の場合に問題となる汗による信号の歪みという課題も克服しました。これにより製品の優位性やユーザーの体験満足度が向上し、ゲーム市場で脚光を浴び、台湾のプリンスグループPrice Group Auto21から高評価を得て投資が決まりました。

 創業者ジャック・ウー(Jack Wu)氏によると、Coolsoはゲーム産業のほか、将来的にはスライド(未来型オフィスでのスライド操作)、ドローン、義肢、工業応用分野の設備等も次の展開として考えています。また、人工知能の導入によりヒューマンマシンインタフェースを一段と進化させ、新しい人と機械のコミュニケーション体験を実現する予定です。手を動かすだけで機械操作ができるため、あなたもアイアンマンに変身できます。

 東京ゲームショーは世界四大ゲームショーの一つで、世界から多数のバイヤーやゲームプレイヤーが集まる、アジアで最も歴史ある展示会です。昨年来場者数は25万人で、台湾ゲーム館には数千人のバイヤーが来場し、2000万USドル近くの商機を創出しました。各大手ゲーム企業やベンチャー企業が各社のブランド知名度を高め、ビジネスチャンスをつかむ絶好の機会です。

CoolSoの展示ブースの様子
CoolSo創業者ジャック・ウー氏の説明を聴く来場者の様子
CoolSo集合写真(左から2番目プリンスグループ社張副社長、中央左CoolSo李氏/中央右:呉代表)
CoolSo展示ブースでのデモ体験の様子

 

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