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学校法人産業能率大学

平昌冬季五輪の選手と競技に関する調査

2018年2月7日

産業能率大学スポーツマネジメント研究所

平昌冬季五輪の選手と競技に関する調査
[ 全国1万人対象/調査期間2018年1月31日~2月2日]

産業能率大学スポーツマネジメント研究所(所長:中川直樹 情報マネジメント学部教授)は、2月9日に開幕する平昌冬季五輪に関し、日本代表全選手の知名度やメダル予想、視聴したい競技などを尋ねる調査を実施しました。調査の設計・分析は、同研究所の小野田哲弥研究員(情報マネジメント学部准教授)が担当しました。

調査は1月31日から2月2日までの3日間、インターネット調査会社を通じて実施し、20代から60代の男女1万人から回答を得ました。サンプルは、最新の人口推計に基づき割付を行っています。(総務省統計局2017年4月14日公表「人口推計(2016年10月1日現在)」)

調査の結果、知名度と注目度の1位はフィギュアスケートの羽生結弦選手となりました。前回ソチ冬季五輪の金メダリストでもあり約9割が認知しています。今大会は昨年(2017年)痛めた右足首のけがからの復帰戦でもあり、注目理由として「けがを克服して金メダルをとって欲しい」(愛媛県60代女性)などの声も多数見られました。さらに、男子フィギュア66年ぶりの連覇の期待もかかるなど大きな注目が集まっています。日本代表全124選手の中で、最も多くの人が「金メダル」を獲得すると予想したのは、スピードスケートの小平奈緒選手でした。500メートルでは公式戦24連勝中で、今シーズンは1000メートルで世界新記録を打ち立てるなど圧倒的な力を見せており、認知者の過半数が金メダル獲得を予想しています。

また、過去の五輪(北京・バンクーバー冬季・ロンドン・ソチ冬季・リオ)で事前・事後調査を重ねてきた当研究所では、そのノウハウを活かして独自指標の「ブレイク予兆指数」を開発しました。この指標は、認知者内での金メダル予想率が、知名度に比べて大きい選手であるほど、ポイントが高くなるように設計されています。今回の平昌五輪でブレイクしそうな選手1位には、スノーボードの鬼塚雅選手が選ばれました。鬼塚選手の全体の認知度は6.1%でしたが、認知者の約半数(45.4%)が金メダルの獲得を予想しています。

本学スポーツマネジメント研究所では、平昌冬季五輪閉幕後にも、今回の調査対象者に対して「満足度」や「ブレイク度」などを追跡で調査・分析し、発表する予定です。調査を担当した小野田研究員は「調査は全国1万人を対象としているため、“目利き”のスポーツ観戦者に絞って算出した『ブレイク予兆指数』にも一定の信頼性がある。また、分析対象として124選手を網羅しているため、五輪前後の比較によって、メダルの色とは違った尺度で全選手の『感動度』を測定することも可能だ。独自に開発したこれらの指標が、アスリート評価の新たな軸になれば」と話しています。

■各項目別ランキングトップ3

【知名度】
1位:羽生 結弦(フィギュアスケート)
2位:葛西 紀明(スキージャンプ)
3位:高梨 沙羅(スキージャンプ)

【金メダル予想】
1位:小平 奈緒(スピードスケート)
2位:羽生 結弦(フィギュアスケート)
3位:渡部 暁斗(ノルディック複合)

【注目度】
1位:羽生 結弦(フィギュアスケート)
2位:高梨 沙羅(スキージャンプ)
3位:小平 奈緒(スピードスケート)

【ブレイク予兆指数】
1位:鬼塚 雅(スノーボード)
2位:戸塚 優斗(スノーボード)
3位:渡部 暁斗(ノルディック複合)

【視聴したい競技】
1位:フィギュアスケート
2位:スキージャンプ
3位:スピードスケート

▼各項目について
【知名度】…日本代表全選手(124人/1月30日時点)を選択肢として、「知っている」選手を全て回答してもらった。全回答者数(1万人)を母数に、「知っている」と答えた人の比率。
【金メダル予想】…各選手の認知者を母数に、競技の結果として「金メダル」と予想された比率。(データの信頼性を確保するため、認知率5%以上の選手が対象。)
【注目度】…「知っている」選手について、特に注目している選手を10人まで選択してもらった。各選手の認知者を母数に「特に注目している」と回答された比率。
【ブレイク予兆指数】…「認知者内の金メダル予想率」から「認知率」を引いた値。(データの信頼性を確保するため、認知率5%以上の選手が対象。)
【視聴したい競技】…平昌冬季五輪で実施される各競技の視聴意向を4択で尋ね、その構成比(%)に以下の係数を掛けて加算した合計値。①「絶対に視聴したい」=2pt、②「できれば視聴したい」=1pt、③「視聴したくなるかもしれない」=0.5pt、④「視聴したいとは思わない」=0pt。

▼調査概要
調査時期:2018年1月31日~2月2日
調査方法:インターネットリサーチ
サンプル:10,000人(割付は、最新の人口推計に基づく)

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