政治

露骨な権力的な介入の狙い―喜んでいるのは誰だ?

2020年11月24日
 学術研究の現場で、立て続けに異常な出来事が起きている。  日本学術会議の会員選出問題だけではなく、東京大や筑波大の学長選挙では、選考過程の不透明性が学内から指摘された。学長選出は、独立法人化した際、学内外の有識者で構成 … 続きを読む

「デモクラシーの現場から」立ちはだかる安倍政権継承

2020年11月24日
 臨時国会は召集から約1カ月が経過した。衆参両院の各党代表質問や予算委員会では、日本学術会議の会員候補任命拒否問題を中心に舌戦が繰り広げられた。菅義偉首相は守りの答弁に徹したが、時折、答弁には「本音」が垣間見えた。 &n … 続きを読む

国民目線の電子化を―本末転倒にならないために

2020年11月9日
 菅義偉新首相の看板政策となったデジタル庁設置は、長く政策課題となってきた行政電子化の推進力になるのだろうか。縦割り行政打破とセットになっていることからみると、行政電子化の最大の障害は各省の省益対立にあると考えているよう … 続きを読む

「デモクラシーの現場から」見えない菅政権の国家像

2020年10月26日
 菅義偉首相が誕生してから1カ月余りが経過した。  「国民のために働く内閣」を掲げ、デジタル庁創設や行政手続きのはんこ使用廃止、携帯電話料金の引き下げといった目玉政策の実現に向け矢継ぎ早に指示を飛ばす。国民感情を意識した … 続きを読む

ネット下水道の掃除

2020年10月6日
 インターネットの世界では討論、対談、インタビューと既存のメディアにはない内容の動画番組が花盛りだ。これが結構、面白い。お金を払うほどのこともないから見るのは無料のものだ。最初は何とも感じなかった。  だが最近、気になり … 続きを読む

小池都政の何が問題なのか 陽性者、増加傾向の首都

2020年9月23日
 7月5日の東京都知事選挙で小池百合子氏が2期目の当選を果たしました。しばらくしてから、東京都が連日発表している新規陽性者数は増加傾向にあります。もっとも、クラスター追跡としても必要な「積極的疫学調査」に基づくPCR検査 … 続きを読む

石炭火力廃止の本気度―抑制できるか電力村の利害

2020年9月2日
 何かと、つじつま合わせが横行するのが政治の世界らしい。コロナ感染症対策で新規感染者数が増えても、それは検査数が増えたからと言い逃れる。その言葉には検査が拡充できなかったことへの反省の色は見えない。  同じような口先だけ … 続きを読む

安倍さんの〝早い夏休み〟 人事と解散時期で夜も眠れず?

2020年7月30日
 当初から延長の可能性は低かったとはいえ、「コロナ国会」は6月17日、150日間の会期を終えて閉幕した。安倍晋三首相が大好きなゴルフを楽しめるのはまだまだ先だし、河井克行・案里議員夫妻の逮捕でしばらくは頬かむりをするだろ … 続きを読む

「陸海空の現場~農林水産」首相に期待したい自国民ファースト

2020年7月13日
 新型コロナウイルス感染の恐怖の中で治療にあたる医療従事者らとともに、農家など日常生活を維持する職業の人たちに「エッセンシャルワーカー」として感謝する光景が欧州などで目立つ。トランプ米大統領も「農家は偉大な米国人だ」と、 … 続きを読む

きしみだした〝チーム安倍〟 永田町、早くも関心は100日後

2020年6月19日
 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う「緊急事態宣言」が、5月14日、大幅に解除された。まだまだ予断は許されず、経済の立て直しも喫緊の課題であるが、「6月に何となく収まる」(麻生太郎副総理兼財務相)といった見方が出始めるな … 続きを読む

力量問われる日本政治 コロナ感染拡大、未曽有の試練

2020年6月19日
 新型コロナウイルスの爆発的流行は政治にも未曽有の試練を課している。政府・与党は緊急事態宣言発令をはじめ未体験の緊急対応に追われた。野党も政府を批判しつつ協力するという、ジレンマの中で非常時のあるべき野党像の提示を迫られ … 続きを読む

「これからの2週間」―いらない美しい言葉

2020年6月17日
 「これからの2週間」という言葉を何度と聞かされたであろうか。次の2週間が「重大局面」とか「分岐点」とか、さまざまな表現で、政府は小刻みに時期を区切ってきた。  緊急事態宣言の前には、まだそこまで切迫していないと、宣言回 … 続きを読む

「緊急誌上座談会」新型コロナで変わる授業 「著作権のカベ」崩す法改正

2020年6月17日
 新型コロナウイルス感染拡大により、5月4日、緊急事態宣言の延長が決まった。多くの学校で休校措置の延長が決まり、学習の遅れが懸念される中、注目を集めているのがオンライン授業だ。ところが、そこに著作権法の意外な制約があるこ … 続きを読む

「陸海空の現場~農林水産」農政の軸足移す基本計画

2020年6月16日
 新年度に入り、農業政策の新たな中期指針である「食料・農業・農村基本計画」が始動した。5年前に策定した前回の計画と比べると、中小規模の農家や農村への配慮を感じるが、全体としては経営規模の拡大や輸出を推進する「農業の成長産 … 続きを読む

「陸海空の現場~農林水産」「肥料取締法」15年ぶり改正

2020年4月27日
 農林水産省は土作りに役立つ堆肥や産業副産物由来肥料の活用とともに、農業者のニーズに応じた柔軟な肥料生産が進むよう、肥料制度に関する法制度の見直しを進めてきた。肥料取締法が15年ぶりに改正され、「肥料取締法の一部を改正す … 続きを読む

日本の〝ケネディ〟になれるか 小泉進次郎氏が憧れる人

2020年4月3日
 環境省大臣室に1枚のポスターが飾ってある。部屋の主は、言わずと知れた小泉進次郎氏、そしてポスターは、第35代米国大統領、ジョン・F・ケネディだ。自室に親や祖父の写真を飾る世襲議員はいるものの、異国の大統領は珍しい。小泉 … 続きを読む

出生数の減少に立ち向かえ 初の90万人割れ、持続性困難

2020年3月17日
 2019年まれの赤ちゃんの数が、初めて90万人を割り込む見通しとなった。1899年の統計開始以来の90万人割れだ。これまで、プライベートな領域である結婚や出産に関し、政府は本格的な政策課題とすることを避けてきたきらいが … 続きを読む

デジタル化迫られる行政と民間 新法で巻き返しへ

2020年2月14日
 キャッシュレス決済は進まず、マイナンバーカードも思うように普及しない。デジタルビジネスは、グーグルやアップルなどの米巨大IT企業「GAFA」に牛耳られ、日本はデジタルで後進国になりつつある。巻き返しを図りたい日本は「デ … 続きを読む

分岐点を迎える安倍政権 支持率回復せねば〈子年退陣〉も

2020年2月7日
 小泉進次郎氏を初入閣させた効果もあって、2019年9月の共同通信社の世論調査では、内閣支持率は55%まで跳ね上がった。だが、相次ぐ閣僚の辞任に加え、「桜を見る会」をめぐる疑念から、同12月中旬の調査では42%まで下落し … 続きを読む

「陸海空の現場~農林水産」家庭菜園市場の活性化に期待

2020年1月31日
 ガーデニング・家庭菜園市場では近年、主力顧客層だったシニアが80代に差し掛かり、引退傾向にある。このため30~40代の若年層の取り込みが喫緊の課題となっている。   矢野経済研究所による消費者調査では、ガーデニング・家 … 続きを読む

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