東京・大阪・千葉・神奈川の1都1府2県で認可保育所・小規模保育施設を運営するglobal bridge HOLDINGSグループ(東京)が、在園児の保護者たちに行ったアンケートで、9割が保育運営業務のICT化に満足しているという結果が出た。毎日の登降園手続きや、手書きの連絡帳で行われてきた諸連絡などのICT化により、手続きがシンプルになったり時間節約につながったりすることが評価されているようだ。
アンケートは7月30日から8月12日にかけて、1都1府2県の「あい・あい保育園」に通う園児の家庭1,516世帯を対象に実施。回答した保護者は1,772人で、子どもの年齢による内訳は、0歳が173人、1歳が402人、2歳が413人、3歳が351人、4歳が273人、5歳が160人。
アンケートでは、登降園手続きや連絡手段のICT化には、「満足している」が51%、「どちらかといえば満足している」が38%と、「満足度」は約90%。あい・あい保育園では、園児が登降園時にICチップ入りのキーホルダーでタッチすると記録される保育園運営管理システムや、連絡帳アプリを導入。動画・写真提供システムも併用し、保育中の園児の様子を保護者に知らせている。
保育園運営のICT化については、2015年末から国や自治体からのICT補助金制度が充実したため、システム導入を図る動きは活発化しているという。同社では、多忙な毎日を送る保護者のために保育運営のICT化の充実がまずます必要になっていくと見ている。