まめ学(´豆`)
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完成とは程遠い!?人体 残念な欠点をユーモラスに解説する読み物

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 精巧で緻密と思われることの多い人体、実は欠点が無数に見つかっている存在だという。化学同人(京都市)から刊行された、ニューヨーク市立大学教授ネイサン・レンツ氏の著書“Human Errors”の邦訳版『人体、なんでそうなった? 余分な骨、使えない遺伝子、あえて危険を冒す脳』(税別2,400円)の内容が興味深い。

 「私たちが年に何度も鼻風邪にかかるのも、椎間板ヘルニアになるのも、膝を悪くするのも、“あなた個人”の問題ではなく、進化によるデザイン更新が追い付いていないせい。つまり、仕方ないことなのです」とは出版社からのコメント。人体が完成とは程遠いままになっている事実を明らかにするとともに、それが存在する理由「人体進化の過程」を追うことで、私たちの身体をまったく新しい視点で紹介する科学読み物だ。

 『ヒトの起源を探して』著者のイアン・タッターソル氏は「大半の人は、自分たちがどれほど不完全な生き物か気づいていないだろう。著者は、ヒトの身体が工学的な理想には達していないという事実とその理由を、洞察とユーモアに満ちた文で解き明かしている」との紹介コメントを寄せている。「膝が悪くなるわけ」「ヒトでは女性の排卵時期と妊娠のタイミングがわかりにくいわけ」「がんが避けられないわけ」「進化が若者、とくに少年に愚かなことをさせるわけ」などなど、目次を見ても興味をそそられる。

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