ソーシャルワイヤー(東京)は、記事調査サービス「アットクリッピング」のオプションサービスでのInstagram投稿ハッシュタグ調査・分析サービスを活用し、2019年のバレンタインデー関連の投稿におけるハッシュタグ分析を行った。
調査は1月20日~1月31日の期間に、Instagramでバレンタインデーに関連する【#バレンタインデー、#バレンタインチョコ、#バレンタインチョコレート】および前年同期間に「#〇〇チョコ」の中で投稿数の多かった【#自分チョコ、#友チョコ、#義理チョコ、#ご褒美チョコ、#本命チョコ、#逆チョコ、#俺チョコ、#感謝チョコ】を分析した(メーカーのオフィシャルアカウント等は対象外)。総投稿数は9,677件(前年同期比184%)。
まず、調査期間における「#〇〇チョコ」で調査した結果、最も多かった種類は、「#友チョコ」で1,046件(102%)、次いで「#自分チョコ」で674件(130%)、3位「#義理チョコ」が486件(103%)、4位「#本命チョコ」が429件(188%)、5位「#ご褒美チョコ」が395件(204%)となった。パーセンテージは対前年同期比。今年のバレンタインデーも関連するInstagram投稿は「友チョコ」が最も多い結果となったが、前年同期比では増加率は低い。また、反応の高い投稿の多くは手作りチョコの投稿だった。
自分用にチョコレートを買う「自分チョコ」も前年に引き続き人気が高く、前年同期比でも増加している。一方、「義理チョコ」については、昨年に「日本は、義理チョコをやめよう。」と広告を展開したGODIVAが、なんと「義理チョコ」と一緒に最もハッシュタグが付いたブランドという結果に。ただ、GODIVAの「義理チョコ」の投稿数は前年同期比で73%となり、話題性のあった広告の効果によって、市場全体が「義理チョコ」から脱却しつつあることがうかがえる。
ちなみに、バレンタインデーに関連する調査期間中の投稿において、最も投稿数の多いブランドも、前年に引き続きGODIVAとなった。
以下は、投稿数が多かったブランドのベスト3。
1位:GODIVA (総投稿数170件、前年同期比132%)
2位:AUDREY (総投稿数127件、前年同期比109%)
3位:PIERRE MARCOLINI(総投稿数93件、前年同期比85%)
※各数値は2019年1月31日時点