雪印メグミルクが出前授業 牛乳の栄養や牛乳がどのように作られるのかを、小学生にレクチャー
11月9日(土)、東京都中央区立京橋築地小学校(佐藤興二校長)で、学校公開授業が行われた。3時間目には、食育出前授業として雪印メグミルク東日本支社の栄養士の2人が講師を務め、1年生を対象に体育館で行われ、2クラス66人の児童と保護者らが参加した。
授業冒頭、等身大の牛のイラストが登場すると子ども達からは歓声があがった。毎日給食に出ている牛乳の栄養や牛乳がどのように作られるかについて、手作りの教材を使用して分かりやすく説明。「お母さん牛のミルクを分けてもらっているのだから、感謝の気持ちを忘れずに飲んでほしい」と話した。
参加した児童らは、「牛乳が届くまでに、こんなにいろいろなところを通ってきたんだと分かりました」「牛乳にカルシウムがどのくらい入っているかが分かった」などと答えていた。
同社東日本グループ企画推進グループの鈴木美保担当部長は「牛乳・乳製品が成長に大切な食品であることを知ってもらうのと同時に、給食に出る食べ物を通じて食に興味をもってもらうため、出前授業を2005年ごろから地域ごとに取り組み始めた。2011年からは全国プログラムとして実施している。今年度上期は約40回実施、約3100人の児童を対象に行った。このうち約3割がオンラインでの実施となっている。学校の先生からは、授業を通じて牛乳の飲み残しが減ったなどの声も寄せられている。また、今年度からは高学年向けに『酪農生産を通じて持続可能な食を考えよう』という新たなプログラム開発したので、是非活用していただきたい」と話した。
#今回の授業は、はばたけラボの出前授業募集を通じて行われたもの。
はばたけラボは、日々のくらしを通じて未来世代のはばたきを応援するプロジェクトです。誰もが幸せな100年未来をともに創りあげるために、食をはじめとした「くらし」を見つめ直す機会や、くらしの中に夢中になれる楽しさ、ワクワク感を実感できる体験を提供します。そのために、パートナー企業であるキッコーマン、クリナップ、クレハ、信州ハム、住友生命保険、全国農業協同組合連合会、日清オイリオグループ、雪印メグミルク、アートネイチャー、ヤンマーホールディングス、ハイセンスジャパンとともにさまざまな活動を行っている。