東京・浅草にある遊園地「花やしき」が、3月19日(土)から27日(日)の9日間限定で、「かいけつゾロリ」プロデュースの“佐賀体験ゆうえんち”こと「さがやしき」に大変身中だ。
佐賀県は、県内のモノ・コトを起点に誰もがドキドキする“新しい驚き”を作るプロジェクト「サガプライズ!」の一環として、今年35周年を迎える国民的児童書『かいけつゾロリ』とのコラボレーション企画を実施。佐賀の魅力を発信するオリジナルのWEBストーリー「かいけつゾロリの さがさいこー大さくせん」を、特設サイトで連載している。
「さがさいこー大さくせん」は、原作者・原ゆたか先生が監修として参加し、山口祥義(やまぐち・よしのり)佐賀県知事をモデルにした描き下ろしのオリジナルキャラクター「ヨシシ」がゾロリの旅のお供として登場。「さがの魅力をもっと世の中に伝えたい」「みんな一度さがに来てくれさえすれば・・・」と悩む「ヨシシ」に、ゾロリが「だったら、さがを作ればいい!」と提案。その結果、WEBストーリー上で展開されていた“さがさいこーゆうえんち”が、「花やしき」に「さがやしき」として、実際に出現することとなった。
19日にスタートした「さがやしき」には、佐賀にまつわるコンテンツが盛りだくさん。園内には佐賀の特産品であるノリをモチーフとした「のりコプター」も登場。黒くてツヤツヤな「のりコプター」は先頭車両のみの限定1台。運が良ければ、あなたも乗れるかもしれない。
また、「ブルル縁日」では豪華景品が当たる「まとあて」(1回500円)も実施。佐賀県内の企業の商品のほか、オリジナルコラボクリアファイルなどが当たるという。
おなかが空いたら「さがやしき」限定フードも。最高級国産黒毛和牛「佐賀牛」を使用した「ゾロリのさがぎゅうバーガー」(税込み1,440円)をドムドムハンバーガーで各日10食限定で販売。旨味たっぷりの佐賀牛と半熟目玉焼きのコンビネーションが絶品だ。
さらに、佐賀県生まれの新しいブランドいちご「いちごさん」をぜいたくに使った「ゾロリのいちごさんクレープ」(同800円)も各日50食限定で販売。絶妙な甘味と酸味のバランスが楽しめる。
これまでのオリジナルWEBストーリー「さがさいこー大さくせん」のパネルを一挙に展示したストーリーミュージアム(展示場所:園内2階お化け屋敷となり特設会場)も。他にも、佐賀県銘菓丸ぼうろ(ゾロリたちの焼印入り)などが手に入る佐賀県特産のお土産コーナーも用意されている。
来場者特典として、第1話~10話までを収録した「オリジナルWEBストーリーミニブック」と「ゾロリ海苔(のり)」を数量限定で先着配布。ぜひ、園内配布の「さがやしきマップ」を手に、「さがやしき」を満喫してほしい。営業時間は10時~18時、入園料は小学生以下500円、中学生~64歳 1,000円、65歳以上 500円。
19日の初日には「さがさいこー隊長」を務めるゾロリも登場。来園者の前でカッコよくポーズを決め、歓声を浴びた。広報課の担当者は「佐賀県には歴史・文化・食・自然、いろんな魅力がたくさんあります。今回、『さがやしき』でその一端に触れていただき、次は実際に佐賀県に来て、現地の魅力を楽しんでもらえたら」とアピールしている。
26日(土)、27日(日)には、園内を散歩するゾロリに会えるチャンス(登場時間/回数:午前・午後に各30分間×2回程度実施予定)も。ゾロリを発見したら一緒に写真を撮ろう。合言葉は「さがさいこー!」だ。
