世界遺産登録、「北海道・北東北の縄文遺跡群」の一つ 青森県八戸市「是川石器時代遺跡」の歴史と未来を学ぶ特別展

木胎漆器(鉢)
木胎漆器(鉢)

 豊かな自然が残る北海道・青森県・岩手県・秋田県には、日本列島の中でも縄文遺跡が多数分布し、価値の高い遺跡が数多く残されている。今年7月には、17遺跡から成る「北海道・北東北の縄文遺跡群」が、世界遺産に登録された

 17遺跡の中の一つ、青森県八戸市の「是川石器時代遺跡」の出土品は、八戸市埋蔵文化財センター是川縄文館で展示されている。同館は今年7月10日の開館10周年を記念して、特別展「是川遺跡」が9月5日までの期日で開催されている。北東アジアで長期間続いた採集・漁労・狩猟によって営まれた農耕以前の人々の暮らしや精神文化。それを今に伝える貴重な縄文遺跡群の一つである是川遺跡の魅力を学べる特別展だ。

 同遺跡は、縄文時代前期から晩期(約5,900~2,400年前)まで続いた青森県内有数の集落跡。縄文時代の成熟した姿を伝える「中居遺跡」、石器時代の終末時期をめぐる昭和11年のミネルヴァ論争(論争の舞台となった雑誌名に由来)「堀田遺跡」、そして「一王寺遺跡」の3遺跡の総称。規模は東京ドーム7個分、約37万6千平方メートルに及ぶ。昭和32年に国の史跡に指定され、この遺跡から発掘された出土品の963点が国重要文化財の指定を受けている。

土偶
土偶

 特別展では、過去10年間の調査成果から、是川縄文人の暮らしやものづくりの技術を紹介。また、是川遺跡を同時代の世界と比較しながら、是川の縄文文化の特徴を探る。

 会期中毎週土曜日の午後2時から(8月28日は午前10時から)は、「特別展ギャラリートーク」として、館内2階の企画展示室で学芸員が展示について解説。同会場で、8月8日(日)午前10時からは、学芸員による「小中学生向け特別展ギャラリートーク」も。以上2つは申し込み不要。

木胎漆器(壺)
木胎漆器(壺)

 8月28日(土)14時~16時には館内1階の体験交流室で、同志社大学文学部の水ノ江和同教授による特別展考古学講座「東アジアのなかの是川石器時代遺跡、そして世界文化遺産へ」を開催。50人の定員に達し次第、申し込みを締め切る。

 

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