歴史的な建物を守りたい人集まって! 銀座の中銀カプセルタワー

中銀カプセルタワービル
中銀カプセルタワービル

 目まぐるしく風景が変わる日本。スクラップ&ビルドで建築もさまざまな試みができる国、と言われるが、一方で落ち着いた風景や保存する価値のある建物を守る必要性は大きい。東京・銀座の中銀カプセルタワービルもその一つ。カプセルを取り外して再生し、美術館への寄贈や泊まれるカプセルにするための、クラウドファンディングがMition Gallery(東京)でスタートした。

1972年竣工当時のオリジナルの内装を残したカプセル
1972年竣工当時のオリジナルの内装を残したカプセル

 黒川紀章氏が設計、1972年に竣工した同ビルは、メタボリズム(新陳代謝を促す建築運動)思想の建物として国内外問わず人気が高く、見学者が絶えない。数十年間にわたり、建て替えかカプセルの交換かの議論が繰り返されてきたが、管理組合で敷地売却が決議され、現在住人の退去と区分所有のカプセル売却が進んでいる。このプロジェクトでは数年前から国内外のファンドやデベロッパーと打ち合わせを行い、建物を一棟丸ごと購入してもらい、カプセルを交換、保存するよう交渉を続けてきたが、コロナ禍で話し合いが中断。このまま解体されてしまうと、メタボリズム思想の代表的建物が失われてしまうため、解体時にカプセルを取り外し、再生することになった。再生したカプセルの一部は美術館や博物館に寄贈。また、「泊まれるカプセル」を全国で展開する予定だ。応援金額とリターンは、書籍『中銀カプセルタワービルの記録(仮)』がもらえる5,000円から、マンスリーで再生したカプセルに最大一カ月滞在できる10万円まで、4タイプから選ぶことができる。

埼玉県立近代美術館に展示されるカプセル (『中銀カプセルタワービル 銀座の白い箱舟』より)
埼玉県立近代美術館に展示されるカプセル (『中銀カプセルタワービル 銀座の白い箱舟』より)
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