オートレーサー森且行の軌跡たどる そごう川口店で写真展開催

日本選手 権優勝戦の勝負服
日本選手権優勝戦の勝負服

 11月3日に川口市で行われたSG(スーパーグレード)の第52回日本選手権オートレース優勝戦で、デビュー24年目にしてSG初制覇を遂げた森且行の軌跡をたどった「オートレーサー森且行写真展 悲願のSG初制覇までの道のり」が11月27日(金)、埼玉県川口市のそごう川口店(JR川口駅前)で始まった。期間は12月14日(月)まで。森は川口オートレース場でデビューし、現在も同レース場に所属している。

 写真展の会場は6階紳士服売り場の中に設けられた。人気芸能人の座を捨て勝負の世界に転じた時から、日本一に輝いた今回の優勝まで、日刊スポーツ新聞社、共同通信社、公益財団法人JKAが提供した約30枚の写真と、関連グッズが展示されている。デビュー間もないころの写真や、日本選手権優勝時に着用していた勝負服など、ファンには垂涎(すいぜん)の品々も飾られ、元アイドルらしく、訪れる人は女性が多い。

開幕と同時に熱心なファンが来場した
開幕と同時に熱心なファンが来場した

 開幕と同時に会場に来ていた東京都新宿区の50歳の主婦は「オートレースのことは知らなかったけど、森君が転身してからいろいろ勉強した。森君は背が高くて脚が長いから、オートレーサーとしては不利。日本選手権の終盤の逃げは本当にはらはらした」と、その時の興奮を思い出したように話してくれた。地元川口市の75歳の主婦は「森君が一生懸命努力しているから、私もオートレースに詳しくなった。(日本選手権優勝戦の途中で)前の2人が転倒した時は、奇跡が起き運が空から降ってきたと感じた」と、その瞬間を振り返ってくれた。

デビュー当時の写真を見る来場者
デビュー当時の写真を見る来場者

 今回の写真展を企画したそごう川口店の橋田亮さんは「川口店は2021年2月末で閉店する予定です。何か明るい話題をと考えていた時、川口市に縁の深い森選手がSGを初制覇し、写真展を企画した」という。ファン層を考慮し当初は女性服売り場に会場を設けようとしたが、スペースの関係で諦めたそうだ。

 年末の12月27日から31日まで、今年のオートレース・ナンバーワンを争うスーパースター王座決定戦が再び川口を舞台に開かれる。断トツの人気を誇る森のSG初優勝で、王座決定戦への関心は例年になく高まっている。

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