約3年もの年月をかけての大規模再開発を行ったものの、新型コロナウイルスによりオープンが延期となっていた東京ディズニーランドの新エリア。それが9月28日、ついにオープンしました。
トゥーンタウンとトゥモローランドに挟まれた場所にある新エリアは、ディズニー映画『美女と野獣』の登場人物 ベルが住む村と野獣の住む森があり、入口にはベルの父親モーリスの家「モーリスのコテージ」、村の中心には狩りの名人 ガストンの噴水やガストンの酒場、ベルが訪れた本屋など、映画に登場するお店をイメージしたショップなどが並び、映画の世界に迷い込んだような風景が広がっています。
村を抜けて森の方へ進むと、野獣の住む城がそびえ立ち、城の中では大型アトラクション「美女と野獣“魔法のものがたり”」を体験することができます。
大型アトラクション「美女と野獣“魔法のものがたり”」
森にそびえ立つ「美女と野獣の城」の中にある「美女と野獣“魔法のものがたり”」は、映画の名曲に合わせて動く魔法のカップに乗り、映画のストーリーに沿っていくつもの名シーンをめぐるアトラクション。
ゲストを乗せた魔法のカップは、まるで生きているかのように動いたり回ったりしながら映画の世界をめぐります。
オーディオアニマトロニクスの進化や、プロジェクションマッピングなどのさまざまな技術で表現された美女と野獣の世界は、驚きや発見に満ちています。
野獣が美しい王子の姿に戻るシーンは感動的! 二人の幸せそうな姿と美しさを取り戻したバラ、プロジェクションマッピングによって本当に魔法がこの世界にあるかのようにお城が元の美しい姿へと戻っていく光景は見逃せません。
乗り込んだカップによって道中にあるシーンごとの停止位置が違うので、好きなシーンで最前に止まるカップを見つけてみましょう。
なお、このアトラクションでは、あらかじめスマートフォンのアプリを使って抽選を行い、当選したゲストのみがアトラクションを体験することができます。ご注意ください。
映画に登場する酒場をモチーフにしたレストラン
レストラン「ラ・タベルヌ・ド・ガストン」では、狩りの名人でセクシーなヴィラン、ガストンの世界に入り込んだような気分になれます。彼のようにワイルドにかぶりつける骨付きソーセージ入りクロワッサン「ビッグバイト・クロワッサン」(単品750円)や、チキン、ベシャメルソース、チーズがメイプル香るフレンチトーストにサンドされた「フレンチトースト・サンド」(同750円)、ガストンの大好きなビールをイメージした炭酸ドリンク「ベリーチアーズ」(1杯450円)など、一つでも満足できるさまざまなメニューがそろっています。
レストランの利用には、事前に東京ディズニーリゾート・オンライン予約・購入サイトから希望の日時を選んで予約をする必要があるので、ご注意を。
チュロスの新フレーバーが食べられる「ル・フウズ」
レストラン「ラ・タベルヌ・ド・ガストン」の隣にはガストンの子分ル・フウのスナック店「ル・フウズ」があります。そこではパーク初登場のフレーバー「アップルキャラメル味」のチュロス(1本400円)を食べることができます。
このチュロスは、トゥモローランドにあるレストラン「トゥモローランドテラス」でも購入可能です。
ベルの愛読書や村の職人たちが作った装飾や作業道具も楽しめるショップ
新エリアの入口にある商品施設「ビレッジショップス」は、「ラ・ベル・リブレリー」「リトルタウントレーダー」「ボンジュールギフト」という三つのお店で構成され、手作りのおもちゃやキャンドル、洋服や帽子などが飾られています。
ベルと野獣が向かい合うロマンティックなデザインのグッズや、SNSでも話題になったガストンのクッションなど約100種類のスペシャルグッズをはじめ、多彩なグッズを展示しています。
「ビレッジショップス」では当面の間グッズの展示のみを行い、手に触れることはできません。グッズは東京ディズニーリゾート・アプリのオンラインショッピングか、展示グッズに表示されたバーコードをスキャンすることで購入できます。
もう長い間、夢とファンタジーから遠ざかっているという方は、この新エリアで、映画『美女と野獣』の世界にひたってみて下さい!