ティラミスだけじゃない! イタリア菓子の歴史とレシピを学べる図鑑

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 ティラミスやパンナコッタは日本でも人気のイタリア菓子。ナッツやドライフルーツを使った素朴なスイーツも魅力的だ。さまざまな郷土菓子や宗教的なお菓子を、歴史とレシピで紹介した『イタリア菓子図鑑 お菓子の由来と作り方』(佐藤礼子著、誠文堂新光社・東京)が発売された。

 世界各国の伝統郷土菓子のレシピ、歴史や由来を知ることができる「世界菓子図鑑」シリーズの第5弾。南北に細長いイタリアは、郷土菓子も地方それぞれに特色があり、風土や特産物、歴史に基づいた由来がある。また、クリスマス以外にもたくさんの宗教菓子があり、その逸話も興味深いものばかりだ。粉の味わいを大事にした焼き菓子が豊富で、見た目の素朴さとともに、食べ飽きないおいしさがある。

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 ナッツやドライフルーツ、フルーツの砂糖漬け、とうもろこしや麦などの穀類を多く用いるイタリア菓子だが、土地が変われば工程が変わり、一見似ていても生地の中身が違うなど、地方ごとに独自の文化があること。アラブ文化の影響を色濃く受け継ぐ、シチリア島の独自の文化も魅力的だ。

 ティラミスやパンドーロは北部のヴェネト州、パンナコッタはピエモンテ州、パネットーネはロンバルディア州のもの。イタリアンレストランの定番ズッコットは中部トスカーナ州の、リコッタクリームたっぷりのカンノーロはシチリア島の名物だ。目で見て楽しく、歴史も学べ、作って食べるところまでできる一冊。イタリアン・ドルチェの世界に浸れそうだ。価格は税別2,500円。

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