降るか降らないか分からない、急な外出で折り畳み傘を持ち忘れた、など、特にこの季節は傘が必要な場面が少なくない。阪神電気鉄道(大阪市)は、阪神線の39駅・49カ所に加え、神戸市内の各所に傘立てを設置し、合計90カ所で傘シェアリングサービス「アイカサ」をスタートした。7月31日まで、無料で使用できるキャンペーンを実施している。
この取り組みは、神戸市とNature Innovation Group(東京)の「シェアリングエコノミーを活用したまちづくり実証事業に関する三者連携協定」の一環。利便性向上や傘の廃棄物処理を目指す。使い方は簡単。まずはスマホでアプリをダウンロードして利用者情報を登録し、使う時は傘立てを検索して在庫があることを確認。「借りる」をタップし、傘立てにスマホをタッチ、またはQRコードを読み取って傘立てから傘を引き出して使う。どの傘立てでも返却が可能で、これもアプリで返却可能な傘立てを検索、借りる時と同様に返却すればOKだ。
通常プランは24時間税込み70円。同月内なら最大420円だが、使い放題プランなら月額税込み280円。同時に2本までレンタル可能だ。