障害者の文化芸術フェスティバル オープニングイベントを大津市で開催

写真:湖南ダンスカンパニー
写真:湖南ダンスカンパニー

 障害の当事者による舞台芸術の公演やバリアフリー映画祭、近年国内外で高い評価を受けているアール・ブリュット展など、障害当事者らの芸術表現に触れることができる「障害者の文化芸術フェスティバル」のオープニングイベントが、2月7日~2月9日の3日間、滋賀県大津市で開催された。

 フェスティバルには、3日間で約5,200人が来場、オープニングスピーチでは、滋賀県の三日月大造知事が、「見ること、感じることを自由な形で表現するこの芸術活動を、障害者福祉の父、糸賀先生らが滋賀から生み出し多くの方がつないできた。私たちがそれを世界に広げていきたい」と強く決意を語った。

三日月知事によるスピーチ
三日月知事によるスピーチ

 国内外の専門家を招いた「ワールドフォーラム」では、フランスのジャン=マルク・エロー元首相や青柳正規前文化庁長官らが登壇し、アール・ブリュットの社会的意義等を議論した。また、障害者の文化芸術活動を推進する知事連盟と議員連盟が一同に集まり、2020東京大会に向けてさらなる推進に取り組むことも宣言された。

 このフェスティバルは、今後、令和2年度から3年度にかけて全国各所を巡回し、フィナーレは再び滋賀県で開催される予定。2020東京大会の開催を機に、障害者による文化芸術の魅力を国内外の多くの人に伝えていく。

■フェスティバルの今後の開催スケジュール

令和2年 5月 九州ブロック(長崎県)、8月 東海・北越ブロック(新潟県)
9月 中国・四国ブロック(鳥取県)、10月 北海道ブロック(北海道)
令和3年 7~8月頃 関東・甲信ブロック(会場未定)
10月 東北ブロック(岩手県)
令和4年 2月 グランドフィナーレかつ近畿ブロック(滋賀県)

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