収穫後、水分がいい具合に飛んで甘味が増したサツマイモは、今が「旬」真っただ中。炊き込みごはんやみそ汁、スイートポテトから焼き芋まで、さまざまな食べ方があって楽しい。そこでおやつをもう一品。素朴な味が特徴のタルトを作ってみた。好みで甘味を抑えれば、お芋の風味を強く感じることができる。
今回は、タルト型ではなく「セルクル」と呼ばれる円形のリング型(直径16センチ)を使用。型をはずす手間がなくて楽にできる。フードプロセッサーがあれば、生地やフィリングづくりも簡単だ。
(材料)
●タルト生地
小麦粉 100g
バター 50g
砂糖 50g
卵黄 1個分
●フィリングのサツマイモクリーム
さつま芋 300g
バター 40g
砂糖30g
生クリーム 40㏄
卵黄 1個分
(作り方)
② タルト生地の材料を順に混ぜ、ラップに包んで30分冷蔵庫で寝かせる。
② サツマイモの皮を厚めにむいて輪切りにし、ゆでて熱いうちにマッシュする。フィリングの他の材料を加えてよく混ぜる。
③ オーブンの天板にオーブンペーパーを敷いてセルクルを乗せ、タルト生地を広げてフォークなどで底面をピケ(生地が膨れ上がるのを防ぐため、小さな穴を開ける)、180度のオーブンで20分焼く。
④ 焼き上がった③の生地に②のフィリングを詰め、フォークなどで好みの模様をつけ、180度のオーブンで15分焼けば完成。