創業142年の文化財に宿泊 “再生”富士屋ホテル

富士屋ホテル 全景
富士屋ホテル 全景

 神奈川県・箱根の富士屋ホテル。明治時代の空気を今に伝えている建物が、歴史的価値をしっかり残しつつ再生、創業142年目を迎える2020年7月15日のリニューアルオープンが決まり、新年1月1日から予約受付を開始する。

 登録有形文化財の本館は、1891年の建築。社寺建築を思わせる入母屋造りの瓦ぶき大屋根、唐破風の玄関が特徴だ。洋風建築でありながら外観の装飾などは日本的。1階にはフロント・ロビーとラウンジがあり、2階が客室。木造だが強固な構造で、関東大震災の被災を免れ明治の面影を今に伝えている。

 こちらもやはり登録有形文化財の西洋館は1906年築。鎧戸付き上げ下げ窓、唐破風の玄関など特徴的な外観を持つ洋館だ。今回の改修工事の過程で、創建当時と思われる漆喰壁の色が判明。一部の客室では、その色(桃色)を忠実に再現している。

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