ゆずを丸ごと余すことなく有効活用できる未来へ サロン&カフェ「YUZU-YOU」期間限定オープン

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 雄大な四国山地を背に、奈半利川など豊かな自然に囲まれた人口約1,200人の高知県北川村。日本一のゆず産地である高知県の中でも、かつては県内一の産地だった。このゆず王国復活に向けた第一歩になるかもしれないと期待されているのが、化粧品などを製造販売するウテナ(東京)の無添加ヘアオイル「ゆず油」(参考価格は税別1,000円)だ。

 ウテナと北川村が原料から共同開発した「ゆず油」は、同社の独自技術により、これまで廃棄されていたゆずの種からオイルを抽出。ゆずの果実1個における種の割合は10%。そこから、5%未満ではあるが、抽出したオイルが「ゆず油」として活用されている。商品パッケージも環境に配慮し、森林保全につながる紙を採用。本体にはリサイクル率の高いビンなどを使用している。「ゆず油」の販売を始めた2013年以前から、ウテナと北川村のサスティナブル(持続可能)な取り組みが続いているという。

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 東京・渋谷には、冬至(12月22日)までの5日間限定で、無添加ヘアケアブランド「ゆず油」のコンセプトを五感で感じるコンセプトショップ「YUZU-YOU」がオープンしている。北川村産のゆずの種から絞ったオイルを使用した「ゆず油」を、プロスタイリストによるスタイリングとともに無料で体験することができるショップだ。18日に開かれたプレス体験会では、商品モデルの中澤瞳がヘアケアデモンストレーションを体験。ゆずのさわやかな香りが広がり、普段から愛用しているという中澤も「髪につやが出てまとまり、いい香り」とにっこり笑顔を浮かべた。

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 ショップ2階のカフェスペースでは、北川村直送の高級ゆずを使用したオリジナルホットドリンクを、1杯300円で提供する。切り分けた丸ごとの北川村産のゆずのほか、シナモン、りんご、しょうが、アガベシロップを使用したノンアルコールホットサングリアで、売り上げは、北川村のゆずの苗木の購入資金として全額寄付される。ドリンク2杯分でゆずの苗木約1本分の購入資金になるという。

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 「捨てる部分のない果実」といわれるゆずだが、有効的な利用法や販売法のノウハウを持たない北川村では収穫したゆずの果汁・皮・種といった素材のうち約半分ほどが、生産者負担で廃棄されてきた。ウテナでは北川村産ゆずのさらなる有効活用を目指して研究・開発を進めているという。ゆずの持つ魅力が、素材の有効活用、地域活性化につながっていく取り組みに期待したい。

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