ロゴマークのデザインは奥深い! 野々市で児童ら万博ロゴ作りを体験

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 2025年開催の「大阪・関西万博」ロゴマーク作りに挑戦するイベントが11月10日、石川県野々市(ののいち)市の文化交流施設「学びの杜ののいちカレード」で行われた。親子連れら38人が参加し、万博へのイメージを込めたロゴマークをデザインして楽しんだ。

 同万博を運営する「日本国際博覧会協会」は10月31日、万博のロゴマークを公募することを発表。応募受付期間は11月29日正午から12月15日正午までで、審査結果の発表は来春を予定している。

 今回のイベント「ロゴマークをデザインしてみよう!」は、万博ロゴへの関心を高め、応募者の裾野を広げようと、全国9会場で開く。野々市市でのイベントが初開催となった。

大阪・関西万博の概要を説明する日本国際博覧会協会企画局戦略事業部事業推進課の宮田昌課長(奥中央)
大阪・関西万博の概要を説明する日本国際博覧会協会企画局戦略事業部事業推進課の宮田昌課長(奥中央)

 この日、冒頭あいさつした日本国際博覧会協会企画局戦略事業部事業推進課の宮田昌課長は「万博のテーマは“いのち輝く未来社会のデザイン”。一人一人が輝く社会を目指す万博をイメージし、皆さんの思いを込めたロゴマークを作ってください。是非応募もしてください」と呼び掛けた。

 ロゴマーク作りの“先生”は、「分かりやすく情報を整え・伝える」をモットーに関西を拠点にお店などのロゴマーク制作などで活躍するデザイナーの時岡祐太さん。

参加者が制作するロゴマークを見るデザイナーの時岡祐太さん(右
参加者が制作するロゴマークを見るデザイナーの時岡祐太さん(右

 時岡さんは「伝えたいことは何か、を考えることがとても重要」と指摘。「石川」のさまざまな文字デザインや、りんごのイラストなどを何枚か紹介し、デザインの微妙な色や形の違いで、受け取る印象が異なることを参加者に体感させた。

 その上で「企業や商品などのイメージを印象付けるため、ロゴタイプと標章などを合わせて図案化したもの」が「ロゴマーク」と説明。万博のキーワード「輝く」から連想される「星」「月」「光」「わくわく」「太陽」「キラキラ」などいろいろな言葉を参加者に示し、「これらの言葉を頼りに“発想の羽根”を伸ばして、頭に浮かんだロゴマークを書いてください」と促した。

 すらすら描き始める参加者もいれば、熟慮の上、ゆっくり筆を運ぶ参加者もいた。筆がいったん止まった子どもたちは親と相談し、うれしそうな表情で再び熱心に筆を動かす場面が何度もあった。価値や理念をデザインに表すことの難しさと面白さを参加者は感じている様子がうかがえた。

 時岡さんは「先のラグビーワールドカップで国内ラグビーの裾野が広がったように、今回のイベントを通じて、ロゴマークへの関心が多くの人に広がればうれしい」と話す。

 金沢市の小学1年の新田修子さん(7)は、母親の章子さんと一緒に参加し、「面白かった。(万博ロゴマークにも)応募してみたい」と語った。

大阪・関西万博のロゴマーク作りに挑戦した新田修子さん。左は母親の章子さん
大阪・関西万博のロゴマーク作りに挑戦した新田修子さん。左は母親の章子さん

 同じく金沢市から会場に足を運んだ会社員の宮田みちよさん(59)は「ロゴマークはどういう発想で作られるのか、挑戦してみて分かった。万博ロゴにも応募してみたい。ロゴマークにはいろいろな考えや思いが詰まっていることを感じました」と話した。

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