4種の復刻缶どこまで知ってる? 世界初の缶コーヒー誕生秘話

UCC ミルクコーヒー復刻デザイン缶(左から初代デザイン、2代目デザイン、5代目デザイン、8代目デザイン)
UCC ミルクコーヒー復刻デザイン缶(左から初代デザイン、2代目デザイン、5代目デザイン、8代目デザイン)

 時代とともに変わる商品のデザイン。ロングセラーでも、よく見ると随分と変わっているものだ。UCC上島珈琲(神戸市)は、世界初の缶コーヒー『UCC ミルクコーヒー』の誕生50周年を記念し、歴代パッケージを振り返る4種類の復刻デザイン缶を7月1日から数量限定で発売する。

 1969年に発売されたこの商品、発売当初の商品名は『UCCコーヒーミルク入り』だった。喫茶店でコーヒーを飲むスタイルが一般的だった時代。創業者が、駅の売店で瓶入りのコーヒー牛乳を購入したのだが、一口飲んだ時に発車ベルが鳴り、大半を飲み残したまま列車に乗った経験が開発の土台になった。当時瓶は回収されていたため、飲みかけを持って乗車できず、瓶を返却せざるを得なかったのだ。この時の「もったいない」という思いから、常温長期保存が可能で、車内などにも持ち運びができる“缶入り”のアイデアが閃いたのだそうだ。

 製品化の過程では、コーヒーとミルクの分離、高熱殺菌による風味の変化など、専門家の協力を得ながら試行錯誤を繰り返した。缶に含まれる鉄イオンとコーヒー成分のタンニンが結合し、コーヒーが真っ黒に変色するという難問には、缶の内側に特殊コーティングをする技術を開発して対応した。

 昭和、平成、そして目下の令和と三時代にわたるこのロングセラー商品は、今年4月にも味覚、パッケージともに見直し、10代目がリニューアル発売されている。

 復刻デザイン缶は初代(1969年発売)、2代目(1978年発売)、5代目(1993年発売)、8代目(2003年発売)の4種類。

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