6月のデスティネーション(目的地)は静岡で決まり! 【静岡西部に行ってきました その1】

舘山寺温泉の大草山山頂から眺める夕陽。
舘山寺温泉の大草山山頂から眺める夕陽。

 もしかして、「旅に出たい」って思ってます? 怒涛のような10連休の余韻もまだ冷めやらぬというのに。

「いやいや、私は連休中は仕事してましたから旅行しますよ絶対」
「連休中は混雑や渋滞がいやで家にいたので、静かに旅したいわ」
「旅行の楽しさが忘れられないので、またどこか行きた~い!」

 なるほどわかりました。事情はいろいろのようですが、旅がしたいと。で、どこがいいか決めかねているわけですね? 仕事のストレスが解消できて、大混雑せずに、旅行の楽しさを満喫できる場所・・・となると、おすすめは静かな丘ですかねぇ。静かな丘・・・静岡。

 ま、とにかく静岡県といえば、富士山があり伊豆半島があり、気候は温暖で風光明媚、海の幸、山の幸に恵まれ、温泉や歴史遺産、観光スポットが盛りだくさん。そりゃあ、静かな丘だってありますとも。デスティネーション(目的地)は静岡で決まりですね!

 今の季節、静岡を旅するなら絶対に知っておきたいのが、東海旅客鉄道ならびにJRグループと静岡県が6月末まで開催している大型観光キャンペーン「静岡デスティネーションキャンペーン(以下、静岡DC)」です。期間中は、沿線各地と連携し、各地の魅力を堪能できる観光列車を多数運行するほか、県内各地で静岡DCだけの特別企画も多数用意されています。つまり、この機会を逃すな!というわけですね。

 さて、静岡は何しろ広くて見どころの多い県。熱海や伊豆のある「東部」、静岡市のある「中部」、浜名湖のある「西部」の3つのエリアに大きく分けられますから、効率的かつじっくり堪能するなら、エリアを絞って攻略するのもひとつの手です。

 今回、西部エリアの厳選観光地を巡る静岡DCのプレスツアーが開催されると耳にしたので、参加してきました。東京からだとどうしても後回しになってしまいがちの静岡西部エリアですが、実際に行ってみると素敵なところがたくさんありましたので、2回に分けてご紹介しましょう!

 音楽や楽器に興味のある人は必見の「ヤマハイノベーションロード」

ヤマハイノベーションロードの入口。
ヤマハイノベーションロードの入口。

 2018年に誕生したばかりのフレッシュな観光スポットが、企業ミュージアム「ヤマハイノベーションロード」です。企業と言ってもそこはあの“ヤマハ”。楽器や音響関連の楽しくてためになる展示がいっぱい。創業者の山葉寅楠氏が製作した第一号型オルガンやピアノをはじめとする新旧のさまざまな楽器から、オーディオ機器や業務用音響機器、そしてスポーツ用品にいたるまで、創業以来130年にわたる挑戦の軌跡と、「今」そして「これから」のヤマハを体感することができます。

 どのエリアも興味深いのですが、各種楽器の分解構造を示しながら“ものづくり”へのこだわりを紹介した「ものづくりウォーク」などは、夏休みの自由研究の題材としても使えそう。個人的に最も驚いたのは、歴代の名器から現行製品を一堂に展示した「楽器展示エリア」です。なんと、ここに展示されているピアノやギターなど80台以上の各種楽器は、来場者が演奏してもかまわないのです。その中には、約2,000万円のコンサートグランドピアノや、天板の裏にクリムトの絵が描かれた世界に25台しかないべーゼンドルファーのグランドピアノも含まれるのですから、これが驚きでなくて何でしょう。楽器演奏の腕におぼえのある人は絶対に挑戦してみたいものです。

 イノベーションロードの見学は無料ですが、予約制なので必ず電話(053-460-2010)で申し込んだ上で訪れましょう。詳細はwebサイトで確認できます。

ヤマハイノベーションロード

*所在地:〒430-8650 浜松市中区中沢町10番1号 ヤマハ株式会社本社事業所21号館内
*開館時間:9:30~17:00(受付は16:00まで)
*休館日:日・月・祝日、メンテナンス実施日

 

 湖面に立っているような写真が撮れる「浜名湖の真ん中で愛を叫ぶ」体験

浜名湖の真ん中で愛を叫ぶ?
浜名湖の真ん中で愛を叫ぶ?

 「世界の中心で、愛を叫ぶ」のが夢だった“セカチュー”ファンは、少しだけ夢がかなうかも? 世界の中心かどうかはわかりませんが、船で浜名湖の真ん中に向かい、まれに現れる浅瀬に立つことができる体験ツアーがあるんです。そこで愛を叫ぶなり、“インスタ映え”する写真を撮るなり、お好きに楽しんでみて下さい。

 水深は平均4~5mという浜名湖は海水が混じる汽水湖ですから、干潮時に湖底が顔を出すポイントがあるんですね。この体験ツアーは、乗船時にライフジャケットを着用し、船でそのポイントまで送り迎えしてくれるというもの。船から浅瀬まで行く途中は靴や長ズボンの裾が水に濡れますので、裾をひざまでまくって裸足になります。でもご安心を。ビーチサンダルや新品タオルを用意してくれている(料金に含まれている)ので、何の用意がなくても参加できます。

 まるで湖面に立っているような面白い写真が撮れますから、なかなか貴重な体験だと思いますよ。予約は「浜松・浜名湖ちょい旅ガイド」のホームページから。

「浜名湖の真ん中で愛を叫ぶ」体験

*集合場所:湖西市新居町新居3423-26 JR新居町駅北口桟橋
*出発日:6月1日(土)・2日(日)・15日(土)・16日(日)・29日(土)・30日(日)
※7月~10月の日程はHPを参照。出発時間は日によって異なります。
*所要時間:クルージング・生き物観察を含め約150分。
*旅行代金:平日・土曜は1人5,000円。日曜・祝日は1人6,000円。

浜名湖でランチするならやっぱり“うなぎ”でしょう

「志ぶき」の外観。
「志ぶき」の外観。

 さて、そろそろ1日目の昼食時間です。浜名湖まで来たら、何は無くともうなぎでしょう。舘山寺温泉にある「うなぎ専門の店 志ぶき」で“二色小丼”(2,980円)をいただきました。白焼きと蒲焼きの2種類のうな丼に肝吸いが付いたお得な一品です。外はパリッと香ばしく、中はとろけるように柔らかな「志ぶき流」のうなぎを堪能させていただきました。ふ~っ、満足。

“二色小丼”(2,980円)。
“二色小丼”(2,980円)。

うなぎ専門の店 志ぶき

*所在地:浜松市西区舘山寺町2252-1
*電話番号:053-487-0153
*アクセス:東名高速浜松西インターから車で10分

 

広大な園内で花や緑を満喫できる「はままつフラワーパーク」

花が咲き乱れる「はままつフラワーパーク」。
花が咲き乱れる「はままつフラワーパーク」。

 花や植物が好き! 緑の中でのんびりしたい! きれいな空気を吸いたい! そんな方におすすめなのが「はままつフラワーパーク」です。約30万㎡(東京ドーム6.4個分)の広大な敷地に、約3,000種の植物、季節ごとに展示が変わる大温室クリスタルパレス、大噴水、ローズガーデンなどが配置され、花や樹木を思う存分楽しめます。広い園内を15分で一周するフラワートレイン(大人100円・子ども50円)もあるので、子どもやお年寄りも安心。6月30日までは、巨大な盆栽を8本も展示した「大物盆栽展」も開かれているので、盆栽ファンも大注目です。あと2時間くらいは何もかも忘れて芝生に寝っ転がっていたかったなぁ~。

はままつフラワーパーク

*所在地:浜松市西区舘山寺町195
*開園時間(夏季):9:00~17:00(年中無休)
*入園料:6月30日までは800円~1000円(花の咲き具合により変動)。
*アクセス:JR浜松駅から遠鉄バス舘山寺温泉行きで「フラワーパーク」下車

 大人も子どもも大喜び!「うなぎパイファクトリーツアー」

「うなぎぱいファクトリー」の受付。向こう側には売店も見える。
「うなぎぱいファクトリー」の受付。向こう側には売店も見える。

 浜松の銘菓といえば真っ先に名前が挙がるのが、春華堂の「うなぎパイ」。その製造工程を見ることができる工場見学が大人気です。中でも申し込み殺到中なのが、6月30日までの期間限定で行われている“窯出しうなぎパイツアー”。その理由は、焼きたての、しかも昭和36年誕生当時の焼き方を再現した“うなぎパイミニ”が試食できるから。キッチンの奥にある手窯のオーブンで、その日の気温や湿度、生地の微妙な違いを職人が見極め焼き上げ時間や温度を調整して提供する、まさに“窯出し”なのです。

 実際に試食してみると、ほんのり温かく、香ばしくてしっとり感があり噛み心地が気持ち柔らかい絶品のうなぎパイです! ただ、味は工場で生産している市販のものと変わらないので、結局どちらもおいしいんですけどね。かわいいコンシェルジュが案内してくれるこのツアーは参加費が1人500円ですが、焼きたてうなぎパイミニやシフォンケーキ、おいしい静岡茶などの飲み物が付いてくるのでとってもお得。予約はwebで受け付け中です。ツアー後は工場直売店でお土産を買うのをお忘れなく。春華堂はうなぎパイだけでなくいろいろな和洋菓子を作っていて、どれもおいしいのでこの機会に味わってみてはいかがでしょうか。

 ちなみに、“夜のお菓子”として有名なうなぎパイですが、それは皆さんが思っているような意味ではなく、“夜の一家だんらんに楽しめるお菓子”という意味だそうです。

窯出しうなぎパイツアー

*場所:浜松市西区大久保町748-51 うなぎパイファクトリー
*開催時間:10:00、13:00、15:00(各時間定員20人)
*参加費用:1人500円(税込)

 かんざんじロープウェイで行く「夕焼け空中散歩ツアー」

日本で唯一、湖上を渡る「かんざんじロープウェイ」。
日本で唯一、湖上を渡る「かんざんじロープウェイ」。

 浜名湖のほとりにある舘山寺温泉は、「恋人の聖地」として認定された観光スポット。ロマンチックな気分に浸りたい恋人たちにぴったりなのが、日本で唯一、湖上を渡る「かんざんじロープウェイ」に乗って夕陽を眺めに行く「夕焼け空中散歩ツアー」です。日が西に傾く夕刻、ロープウェイに乗り込むと湖上の空中散歩を楽しみながら大草山に到着します。

 山頂には、約70点のオルゴールをコレクションした「浜名湖オルゴールミュージアム」が待っていました。まずはオルゴールコンサートで気分を盛り上げようというわけです。米REGINA製のアンティークなディスクオルゴールが奏でてくれたのは「主よ人の望みよ喜びよ」「箱根八里」、そして星野源の「恋」。まるで天上の音楽のように清らかな響きにうっとりとしてしまいました。次に大がかりなフェアグラウンドオルガンでラグタイムバンドのような迫力の演奏を聴いた後、いよいよ屋上で夕陽鑑賞です。

 この日は、湖の向こうの山々と雲の間にちょうど隙間があって、夕陽がばっちり見えました。日没までのトワイライトタイムなら、日頃、言えないようなことも話せるかも?

 このツアーは事前予約制で、6月30日までの期間限定開催なので、ご注意下さい。

夕焼け空中散歩ツアー

*所在地:浜松市西区舘山寺町1891 浜名湖パルパル
*料金:大人1,450円/小人700円
*催行定員:各日2人~50人
*事前予約:電話(053-487-2121)で当日の16時まで受付。

温泉を存分に楽しむなら「ホテルウェルシーズン浜名湖」

ホテルウェルシーズン浜名湖の玄関。
ホテルウェルシーズン浜名湖の玄関。

この日、泊まったのは、かんざんじロープェイから徒歩で行ける「ホテルウェルシーズン浜名湖」です。宿の自慢は、おいしい食事と天然温泉。宿泊客だけでなく日帰り客も楽しめる、2種類の源泉と26カ所のお風呂を備えた静岡県最大の温浴施設「華咲の湯」があるのです。そのほか、宿泊者専用露天風呂「ひとと季の湯」もあり、温泉に大満足。旅の疲れも癒やされました!

【静岡西部に行ってきました その2】につづく。

この日の夕食には浜松パワーフードの茶そばや水菜、椎茸やしらすが使われていた。
この日の夕食には浜松パワーフードの茶そばや水菜、椎茸やしらすが使われていた。

ホテルウェルシーズン浜名湖

*所在地:浜松市西区舘山寺町1891

*電話番号:053-487-1111

*アクセス:JR浜松駅からバスで40分/舘山寺スマートI.Cから車で5分。

 


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