円陣の輪、咲き誇るグラウンド 高知で小学生のキャッチボール大会

結束を強める円陣(キャッチボールクラシック2019高知大会、4月30日)。
結束を強める円陣(キャッチボールクラシック2019高知大会、4月30日)。

 団体スポーツでチームの結束を強めるパフォーマンスにはさまざまなスタイルがある。
 例えば、今秋のラグビーW杯日本大会でも披露されるだろう、ニュージランド代表(オールブラックス)の踊り「ハカ」。迫力満点で闘志は最高潮に達する。そのルーツが先住民族の「戦士の踊り」もいうのもうなずける。

 日本での定番スタイルは、円になって肩を組み気勢を挙げる“円陣”だろうか。仲間同士、闘志を確認し合う一種の“儀式”。同じ高さの目線で顔を突き合わせ一体感をつくり出し、時に思わぬチーム力を引き出す。スポーツ強豪校の多くには、代々引き継がれた円陣フォームとか徐々に闘争心をかき立てるリズミカルな掛け声があるものだ。

 猛者の集まりのプロ野球でも、大事な試合の重要場面では、試合中に円陣を組むことがあるくらいだから、チーム力を高める円陣の効果は実感されているだろう。

円陣で顔を突き合わせて闘志を高める少年たち=キャッチボールクラシック2019高知大会。
円陣で顔を突き合わせて闘志を高める少年たち=キャッチボールクラシック2019高知大会。

 高知県高知市の春野総合運動公園屋内運動場で4月30日に開かれた日本プロ野球選手会主催「キャッチボールクラシック2019高知大会」(エイブル、トンボ学生服、ロキソニンS、SSKなど協力)でも、円陣の輪が咲き誇った。

 キャッチボールクラシックは2分間のキャッチボール回数を競う競技で、計43チーム・450人の小学生が参加した。98回を記録した「桜ヶ丘スポーツ少年団」が優勝した。2位はいずれも97回を記録した秦スポーツ少年団、高須ZION、諸木スワローズの3チーム。

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仲間の投げるボールを待ち構える少年たち。

 グラウンドの数多くの円陣からは、少年たちの元気のよい掛け声がこだました。惜しくも敗れたチームの少年たちの一人は天を仰ぎ、もう一人はグラウンドを叩いて悔しがった。

負けて悔しがる少年たち。
負けて悔しがる少年たち。

 一緒に円陣を組んだ仲間と味わう勝利は格別だが、仲間と一緒に敗れ一緒に悔しがった共通の体験も、円陣に負けないぐらいの「仲間意識」を育んでくれたに違いない。


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