銀座の新たな楽しみ“銀乗り”! “黒い馬”4頭が並ぶスタジオ誕生

高性能の“乗馬ロボット”「ホースシミュレーター」を体験する女性(東京都中央区銀座の乗馬倶楽部銀座で)。
高性能の“乗馬ロボット”「ホースシミュレーター」を体験する女性(東京都中央区銀座の乗馬倶楽部銀座で)。

 銀座と乗馬の意外な組み合わせが実現した。海外有名ブランド店が集まる東京・銀座の一角に初心者も気軽に“乗馬”体験できるスタジオ「乗馬倶楽部銀座」(東京都中央区銀座2-5-19)が4月13日、お目見えする。「銀ぶら」ならぬ「銀乗り」が銀座の楽しみ方の一つに加わるかもしれない。

 東京メトロ有楽町線・銀座1丁目駅の直結ビル(パズル銀座)3階。道路側が全面ガラス張りの明るいフロアに、実物大の立派な体格の黒い“馬4頭”が窓に向かって並ぶ。馬の視線の先には液晶モニター。その画面には広大な草原の映像が広がっている。馬上の体験者は、人馬一体で草原を疾走する乗馬気分が味わえる。

高性能の“乗馬ロボット”「ホースシミュレーター」を体験する女性(東京都中央区銀座の乗馬倶楽部銀座で)。
高性能の“乗馬ロボット”「ホースシミュレーター」を体験する女性(東京都中央区銀座の乗馬倶楽部銀座で)。

 この“馬”は「ホースシミュレーター」と呼ばれる。緩やかな「並足(なみあし)」から中間の「早足(はやあし)」、疾走状態の「駆足(かけあし)」の緩急の動きのほか、馬術競技や競馬、ポロ特有の動きなど、馬の多彩な動きを再現する、いわば高性能の“乗馬ロボット”だ。

 体の動きだけでなく、手綱さばきに伴う頭部の動きなど数多くの馬の動作がすべてプログラミングされており、動きは精巧で滑らか。来年の東京オリンピック馬術競技全種目の動きも再現できる。

 4月10日の内覧会で「ホースシミュレーター」に“乗った”会社員の女性は「乗馬は3回ほど体験したことがあります。このシミュレーターの動きはとてもリアルで楽しかった。身近な場所に馬場(ばば)はなく、最近はやっていませんでしたが、またやりたくなりました」と満足した様子だった。

 ホースシミュレーターは、馬術が盛んなイギリスの会社が製造した。乗馬倶楽部銀座CEO(最高経営責任者)の諸岡慶さん(62)が昨年、イギリスに自ら足を運び、馬術練習用のホースシミュレーターを専門に造る会社を訪問。さまざまな馬の動きをリアルに再現する性能の高さに驚き、購入を即決した。

リアルな馬の動きが数多くプログラミンされたホースシミュレーター
リアルな馬の動きが数多くプログラミンされたホースシミュレーター

 リアルで多彩な動きが可能なため体験者のレベルに合わせた調節も自由自在。体験者の姿勢や騎乗バランス、手綱の加減などのデータも蓄積し、希望者には、乗馬の専門スタッフがそのデータを踏まえた科学的なアドバイスをする。

 日本の乗馬人口はおよそ250万人。乗馬は水泳などと同じ有酸素運動でカロリー消費量が高く、美容やダイエットの観点から「女性が挑戦したいスポーツ」としては比較的人気が高いとされる。

 ただ乗馬を楽しめる馬場の多くは郊外にあり、交通の便など都市部の住民にとって乗馬は「ハードルが高い」というイメージがつきまとう。業界によると、1、2度乗馬を体験して「それきり」という人が実際多い、という。

 競走馬の育成牧場や乗馬クラブなどを経営し、現在日大馬術部監督も務めるCEOの諸岡さんは「乗馬に親しむ文化を日本、アジアに広げたい」と願い、馬文化の発信拠点として今回、乗馬倶楽部銀座を開設した。

馬文化の普及に取り組む乗馬倶楽部銀座CEOの諸岡慶さん。
馬文化の普及に取り組む乗馬倶楽部銀座CEOの諸岡慶さん。

 諸岡さんは「乗馬は危険、難しいというイメージを払しょくしたい。気軽に寄れるこのスタジオが、乗馬の楽しさを発見し、リアルな馬に乗る次のステップに進むきっかけになってほしい。この銀座から、乗馬をはじめとした馬の文化の素晴らしさを発信していく」と意気込む。

 乗馬倶楽部銀座の詳細は同社公式ホームページ参照。問合せは電話03(6264)4128。

 

 


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