球春到来、期待高まる侍ジャパン  ドーム周辺ブースも試合盛り上げる

侍ジャパン公式マスコット「応援侍たまべヱ」
侍ジャパン公式マスコット「応援侍たまべヱ」と写真を撮る家族

 プロ野球はオープン戦が本格化、3月29日のセ・パ両リーグ同日開幕を待つだけとなり、まさに「球春到来」。東京五輪を1年後に控えた日本代表「侍ジャパン」にとっても重要な時期を迎えている。稲葉篤紀監督は、今年初となる強化試合に11人を初選出し、3月9日、10日の両日、京セラドーム大阪(大阪市西区)で世界ランキング6位のメキシコと対戦した。

 海外チームとの強化試合「ENEOS 侍ジャパンシリーズ」は、昨年11月の福岡でのチャイニーズ・タイペイに次いで2戦目。特別協賛のJXTGエネルギーは、ドーム入場ゲート周辺に他の支援企業とともに「ENEOSブース」を出展し、試合を盛り上げた。

 初日の9日は、正午からオープン戦「オリックスvs巨人」も開催。暖かい春の日差しに誘われるように両方の試合を観戦するファンも多く、約2万8千人が詰め掛けた。

写真が浮き出て見えるトリックアート
写真が浮き出て見えるトリックアート

 ENEOSブースでは、人気キャラクター「エネゴリ君」の顔出しパネルや、メダルを掛けて表彰台で記念撮影できるフォトコーナー、印が付いた数字パネルに投げたボールが当たるとオリジナルグッズがもらえる「ストラックアウト」コーナーなどが出展した。

「エネゴリ君」は子どもたちに大人気だった
「エネゴリ君」は子どもたちに大人気だった

 表彰台コーナーでは、テレビCMなどでおなじみのエネゴリ君が登場すると一気に人だかりができ、スマートフォンで記念撮影する家族連れなどがみられた。本拠地オリックスの主砲に期待される吉田正尚選手のユニホームを着た川原誠さん(50)は、にっこり笑ってエネゴリ君とツーショット撮影していた。大阪府摂津市から来た4人家族は、巨人のユニホームを着て撮影。オープン戦の巨人戦に引き続き、侍ジャパンの試合も観戦するといい、8歳の男児は「岡本(和真)、小林(誠司)、田口(麗斗)、吉川(尚輝)が好き」と、巨人から選ばれた代表選手の名前を次々と挙げて、うれしそうにドームに向かった。

京セラドーム大阪には多くの野球ファンが駆け付けた
京セラドーム大阪には多くの野球ファンが駆け付けた

 会場周辺にはオープン戦の流れもあってか、巨人のユニホーム姿のファンが目立ち、オリックスや阪神タイガースばかりではない関西の野球ファンの幅広さを感じさせた。

 広島カープファンの夫婦は、徳島県から応援に駆け付けた。ジャパンのユニホームを来た妻の安冨悦子さんは「来年のオリンピックに向けて、日本代表がどこまでやれるのか見たい」と声を弾ませていた。

ピッチング球速測定は長い行列ができた
ピッチング球速測定は長い行列ができた

 最も人気を集めていたのは、アシックスの協力で出展した「ピッチング球速測定」。100キロ以上のスピードを出した参加者にはプレゼントがもらえるとあって、長い行列ができた。腕自慢が次々と挑戦したが、100キロを超える人は15~20人に1人程度。それもほとんどが10代後半から20代の若者ばかりの中、104キロを記録した和歌山から来た45歳の男性は「ハンドボール経験を生かせた」と自慢気に小学生の息子とともに試合会場に入っていった。

 この日の試合は、熱烈なファンの応援もむなしくメキシコに逆転負け。しかし、10日は四番・吉田正尚選手の満塁ホームランなどで6-0と快勝、ドームを埋めた満員の観客の溜飲を下げた。侍ジャパン日本代表は、世界野球ソフトボール連盟(WBSC)が東京五輪の予選を兼ねて実施する11月の国際大会「プレミア12」を経て、2020年の五輪本番を迎える。


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