フランスVSイタリア “アルプスを越えて”久しぶりの大げんか

Italian And French Flag Pair On A Desk Over Defocused Background アルプス越え、と言えば、ハンニバルやナポレオン。だが、今回は イタリアのルイジ・ディマイオ副首相だ。フランスのマクロン大統領は、ディマイオ副首相やマッテオ・サルビーニ内相兼副首相の度重なるフランス批判に業を煮やし、ついに駐伊フランス大使の召還を決めた。大使の召還は、1940年、ムッソリーニがフランスに戦線布告した時以来。久しぶりの大げんかだ。

 仏レクスプレス誌などによると、イタリアでポピュリスト連立政権を樹立、欧州統合に消極的なディマイオ氏とサルビーニ氏は、今年5月にEU各国で行われる欧州議会選を前に、フランスのマクロン大統領の批判を繰り返してきた。フランス国内では昨年から、燃料価格の上昇に始まり、生活費の高騰などに抗議し、“エリート右代表”ともいえるマクロン大統領の辞任を求める「黄色いベスト」運動が広がりを見せてきたが、ディマイオ氏が国境を越えてこの運動への連帯を表明、黄色いベストのリーダー、クリストフ・シャランソン氏と面会したことを明らかにし、「変化の風はアルプスを越えた」とツイッターでつぶやいた。「マクロン大統領は今まで、イタリア側の批判と“挑発”をやり過ごしてきたが、ついに限界を越えた」と同誌。

 仏伊関係に詳しい歴史学者のマルク・ラザール氏は、同誌のインタビューに「フランスとイタリアは歴史的に友好と互いへの尊敬の念を持ってきているが、イタリアの影響が大きいリビアにフランスが軍事介入した時や、最近では難民への対応についての対立など、イタリアが”アンチフランス“になる要因は数多い」とし、今回の大使召還について「ポピュリストに対する防御姿勢を示し、ディマイオ氏やサルビーニ氏に発言を控えるようにというメッセージだ」としている。


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