バブル“絶頂”“崩壊”を味で表現 NECがAI使ってチョコレートを開発

「あの頃はCHOCOLATE」各種
「あの頃はCHOCOLATE」各種

 あなたの心に残る時代、年はいつ!? その頃を思い出すと、どんなイメージが広がるだろうか。NEC(東京)は最先端のAI技術を使って、その時代のムードを味わいで表現したチョコレート「あの頃は CHOCOLATE」を開発した。

 開発にあたっては、カカオ豆からチョコレートになるまでの工程を一貫して行う「ビーントゥバー」製法を行う「ダンデライオン・チョコレート・ジャパン」(台東区)が全面協力。開発の手順を非常に簡略化すると、まず、「AIに60年分の新聞記事の膨大な単語の意味情報を理解させる」、次に、「『新しい』という単語だったら『フルーティーな味』など、各単語への人間による意味づけを理解させる」、そして「AIが、『これらの単語の組み合わせだったらこんな味になるんじゃないか』と考える」という流れ。

 具体的には、NECが過去約60年分の新聞記事から、印象的な出来事があった5つの年をピックアップ。それぞれの年の1年分の新聞記事について、NECのデータサイエンティストが代表的な頻出単語を選出。約600語に、「甘味」「苦味」「酸味」「ナッツ感」「フローラル」「フルーティー」「スパイシー」の7つの味覚指標を結びつけ、AIの分析で各時代のムードを再現したチョコレートが完成した。誕生した味は、「1969 人類初の月面着陸味」「1974 オイルショックの混迷味」「1987 魅惑のバブル絶頂味」「1991 絶望のバブル崩壊味」「2017 イノベーションの夜明け味」の5種類。

 例えば、「1987 魅惑のバブル絶頂味」は、日本全体が好景気に酔いしれていたムードを表現。味覚指標で高かった「甘味」「フルーティー」「フローラル」を中心に開発された。対する「1991 絶望のバブル崩壊味」は、砂糖不使用。「苦味」とカカオ本来の「酸味」が強く、後味にはスパイス感が残る。天国から地獄へ突き落とされた日本の空気を表現したという。

NECの茂木崇さん(左)とダンデライオン・チョコレート・ジャパンの伴野智映子さん
NECの茂木崇さん(左)とダンデライオン・チョコレート・ジャパンの伴野智映子さん

 NECのIMC本部、茂木崇さんは、「AIで人の生活を豊かにしたい。人の仕事を奪うというイメージも強いAIだが、人間の想像力や創造性を引き出すこともできるんだと感じてもらえれば。過去の時代を懐かしんだり、過去の時代について知ったりと、AIが作ったチョコレートをきっかけに、職場や家庭での会話が広がってもらえればうれしい」と話している。

 「あの頃は CHOCOLATE」は、単品で税込み1,620円。5種が入ったアソートボックスは3,240円。ダンデライオン・チョコレートのオンラインストアのみでの販売。在庫がなくなり次第、販売終了となる。


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