効率より大事なことがある 偶然がもたらしたノーベル賞

d3670-1268-554845-0 効率的であることは悪いことではないが、効率ばかり求めると見えなくなってしまうものもあるかもしれない。2015年、「ニュートリノ振動」の発見によりノーベル物理学賞を受賞した梶田隆章博士は、効率を追い求める日本の研究環境に警鐘を鳴らしている。大学や企業などの研究機関に所属する研究者たちの素顔や生きざまに光をあてたヒューマンドキュメント誌『Technologist’s magazine[テクノロジストマガジン]』(クリーク・アンド・リバー社/東京)vol.15は梶田博士の特集号だ。

 梶田氏「ニュートリノ振動」の発見は、ある研究で現れた“異常値”がきっかけだったという。理論と異なる現象に気づき研究を進め、やがて素粒子物理学の定説を覆す発見に至った。この研究について梶田氏は、「ニュートリノ振動は100年後も役に立っていないと思う。でもこうした研究は人類の知的財産を増やし、豊かにする営みだ」と話す。昨今、日本では研究に対して効率化が求められるようになり、腰を据えて研究できる環境が失われつつある。梶田氏はこうした日本の教育や研究環境について警鐘を鳴らす。研究価値を認め、チャレンジを許し、促す国や社会であってほしいと願う熱い思いの詰まった特集だ。価格は515円(税込)。


スポーツ歴史の検証
スポーツ歴史の検証

K.K. Kyodo News Facebookページ

ニュース解説特集や映像レポート、エンタメ情報、各種イベント案内や開催報告などがご覧いただけます。

第98回天皇杯 トピックス

決勝の結果(12月9日開催)

浦和レッズ   1-0   ベガルタ仙台

矢野経済研究所
ふるさと発見 新聞社の本
DRIVE & LOVE
11月11日はいただきますの日
野球知識検定
キャッチボールクラシック
このページのトップへ