異色のコラボ、千住博とチームラボがアートトーク

鏡や床に複数の人間の姿が映り込んでいるが、実際に歩いているのは1人
鏡や床に複数の人間の姿が映り込んでいるが、実際に歩いているのは1人

 堂島リバーフォーラム(大阪市)で今夏開催中の「千住博&チームラボ コラボレーション展『水』」。“水”をテーマに2人で1つの空間を作り上げた千住博(せんじゅ・ひろし)さんとチームラボ代表・猪子寿之(いのこ・としゆき)さんに、今回の作品について聞きました。

 (7月15日の千住博×姜尚中アーティスト対談、7月28日のチームラボ代表・猪子寿之アーティストトーク、千住博・猪子寿之独占インタビューの内容を再構成しています)(聞き手:姜尚中・OVO編集部)

 

初めてのコラボレーション

–2人展の経験は?

千住 これだけ本格的な2人展というのは初めてです。お互いがよほど尊敬し合っていないと無理ですよね。

猪子 もともと誰かとコラボレーションしたいとか、そういうのはなかったんです。でも実際にやってみて、本当に良かったと思っています。光栄だなと。千住さんは、はるか向こうにいらっしゃる方というか。20代の頃、直島(香川県)の家プロジェクトで千住さんの滝の襖絵を見たことがあって、僕も(過去から現在まで)何か“連続性のあるもの”をしたいなと思った記憶があります。

–今回の展覧会の内容は?

千住 チームラボが“直線の迷路”なら、僕の作品は“曲線の迷路”。北半球の渦巻き、水の流れを表現しました。猪子さんはコンピューターを駆使して渦を表現しているけれど、僕の作品は人間の熱量と空調の風のゆらぎを使っています。まるでクラゲのように踊り出すんですよ。作品の素材にはシフォンを使いました。縦5メートル、幅30メートル。布の質感は出したくなかったので、さまざまなもので実験しました。絹だとちょっと粗いとか、重いとか。

猪子 今回の波ですが、全てが完全に連続しています。千住さんの部屋も含めて。誰も気付かないんですが(苦笑)。人が壁沿いに近付くと、人に波が映り込んで一体化して。ふと気付くと、自分が作品の中に映り込んでいる。鏡に映り込んだ波と実際の波との区別があまりつかない作りにしているので、鏡に映った波も含めて作品だと思っています。その中でさまよい、さまよう中で、意図せずして千住さんの滝に出会う。そういう空間です。

インタビューに答えるチームラボ代表・猪子寿之さん
インタビューに答えるチームラボ代表・猪子寿之さん

千住 猪子さんが“デジタル”なら、僕は完全に“アナログ”。片方が硬ければ片方は柔らかい、片方が暗いなら片方は明るい、片方が動いているなら片方は動いていない。全く“異質”なものでやろうと。勝ち目はないのですが、善戦しました。

 


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