田園風景と調和したホテル 山形県鶴岡市のサイエンスパーク内にオープン

SUIDEN TERRASSEの外観イメージ。ヤマガタデザイン提供
SUIDEN TERRASSEの外観イメージ。ヤマガタデザイン提供

 日本海に面した山形県の鶴岡市。この鶴岡市にバイオテクノロジーの研究所やベンチャー企業などが集う「サイエンスパーク」がある。サイエンスパークは、総面積が21.5ヘクタールで、慶應義塾大学先端生命科学研究所や鶴岡市先端研究産業支援センターなどが設立されている。鶴岡市や山形県は、バイオテクノロジーにかかわる研究機関やベンチャー企業による「知」の拠点を作り、街を活性化する狙いだ。

 サイエンスパークで現在、使用されている土地は約7.5ヘクタール。未使用となっている約14ヘクタールの開発と運営は民間企業に託され、ヤマガタデザイン(株)が手掛けている。

 不動産開発と運営を手掛けるヤマガタデザイン株式会社(山形県鶴岡市)は、サイエンスパーク内に「SHONAI HOTEL SUIDEN TERRASSE(ショウナイ ホテル スイデン テラス)」を2018年8月1日にプレオープンすると発表した。本ホテルは世界的な建築家の坂 茂(ばん・しげる)氏が設計し、客室は木造で全143部屋。ホテル周辺の田園風景と調和するデザインが特徴で、宿泊施設のほかにレストランや天然温泉、フィットネス施設も完備する。

 また、9月中旬に全天候型児童施設の「KIDS DOME SORAI」もオープンする。地域の木材を使ったドーム型のプレイパークで、延床面積は2000㎡。屋外にも遊び場があり、元気な子供達が気兼ねなく力いっぱい遊べる施設だ。本施設も坂茂氏が設計した。

全天候型児童施設 SORAIの外観イメージ。ヤマガタデザイン提供
全天候型児童施設 SORAIの外観イメージ。ヤマガタデザイン提供

 ヤマガタデザインの山中代表取締役は2014年に鶴岡市に移住。地域に密着し地域主導型の事業を展開。本ホテルをコミュニティの中心と位置付け、全天候型児童施設やカフェ、農業支援施設なども運営し、山形県庄内地域で持続可能な地域経済の実現を目指す。人口減少が課題の地域で、次世代につなげるための街づくりを進める地方創生プロジェクトは今後も注目だ。

 ●「SHONAI HOTEL SUIDEN TERRASSE」の予約受付は公式ウェブサイトから。


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