ボランティアも経験積み準備進める  20年東京オリパラ成功への一助

ウォークラン池谷
スタート地点では体操の池谷幸雄さん(中央)が、参加者とハイタッチ

 2020年の東京オリンピック・パラリンピックまであと2年あまり。大会成功の要因の一つがボランティアの活用だ。東京大会では約8万人が必要とされ、ことし秋から募集が始まる。ボランティアは無報酬の上、従事する期間も長く、要件を満たす人材は少ない。そこで期待されているのが大会スポンサーの社員ボランティア。財政面を支えるだけでなく、運営面にも関わって盛り上げようというのが狙いだ。今からその準備を進めようと、各種イベントで経験を積んでいる企業がある。

多数のオリンピアン、パラリンピアンが参加者を送り出した
多数のオリンピアン、パラリンピアンが参加者を送り出した

 5月19日、東京都江東区の豊洲公園を発着点に、オリパラの会場となる有明や豊洲の臨海部、銀座、丸の内の都心部などを歩いてめぐる「ジャパンウォーク in TOKYO/2018春」が開かれた。このイベントに、東京大会のゴールドスポンサーであるJXTGエネルギー社の社員がボランティアで参加した。

来場者に親切に対応する林淋さん(中央)
来場者に親切に対応する林淋さん(中央)

 中国現地法人の社員で本社総務部で研修中の林淋さんは、朝7時半から会場案内の仕事に就いた。中国でも障害者サッカーのボランティアをしていたという林さんは、流ちょうな日本語で参加者に対応。「ボランティアは日本でもやりたかったので、今日は楽しかった。研修が20年の春に終了するので、オリンピック前に帰国するのはとても残念。でもオリパラの準備活動に参加できるのは幸せ。可能な限り協力したい」と、心から楽しんでいる雰囲気が伝わってきた。

 災害時のガソリン供給体制などを研究している危機管理部の長谷川正彦さんは、車椅子で来場した参加者の介助サービスを担当した。2011年の東日本大震災の時もボランティア活動の企画、運営に携わっただけに「東京大会を盛り上げるため、力になれる部分があるなら積極的に参加したい。20年の本番時には相当数のボランティアが必要になるはず」と、ベテランらしい言葉。経験が主な目的の若者とはまた違う、社会人としての使命感がにじむ。

会場内では侍ジャパンの稲葉篤紀監督のトークショーも開催
会場内では侍ジャパンの稲葉篤紀監督のトークショーも開催

 オリパラは同時に、スポーツの楽しさを知る機会でもある。いきなり試合やレースというレベルではなく、体を動かすことから始めるのも大切だ。19日は、野球の侍ジャパンの稲葉篤紀監督のトークショーなどのほか、平昌冬季オリンピックのスキー複合個人ノーマルヒル銀メダリストの渡部暁斗さん、体操でソウル、バルセロナ両オリンピックでメダルを獲得した池谷幸雄さんら、多数のオリンピアン、パラリンピアンが参加者とともに歩き、交流した。

 JXTG社ではウォークランにも約300人の社員が参加した。その一人、需給部の30代の男性は「初めて参加したが、選手と写真を撮ったり、平たんな臨海部で歩きやすかったりと、とても楽しかった。会社がスポンサーになったこともあり、こういう機会があればどんどん参加したい」と笑顔で話してくれた。オリパラに少しでも興味を持つ人が増えることも、大会成功につながる大事な要素だろう

 


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