新生児死亡率が最も低い日本 260万人がひと月生きられない世界

国内に数少ない産科病院で生まれた赤ちゃん。(キルギス)2017年9月撮影© UNICEF_UN0156449_Voronin
国内に数少ない産科病院で生まれた赤ちゃん。(キルギス)2017年9月撮影© UNICEF_UN0156449_Voronin

 妊娠、出産にはさまざまな危険がつきものだ。だが、日本は世界で一番赤ちゃんが安全に生まれる国であることが、ユニセフ(国連児童基金)の調査で分かった。

 新生児の死亡に関する報告書「Every Child ALIVE」によると、日本で産まれた新生児の死亡割合は1,111人に1人、次に割合が低いのはアイスランドで 1,000人に1人、3位がシンガポールで909人に1人。日本は赤ちゃんの生存可能性が最も高い国だ。

 逆に新生児の死亡率が最も多いのはパキスタンで、死亡割合は22人に1人。中央アフリカ共和国が24人に1人、アフガニスタンは25人に1人だ。

ユニセフが支援するアソサ総合病院の新生児集中治療室で、治療を受ける赤ちゃん。(エチオピア)2018年1月17日撮影© UNICEF_UN0157432_Ayene
ユニセフが支援するアソサ総合病院の新生児集中治療室で、治療を受ける赤ちゃん。(エチオピア)2018年1月17日撮影© UNICEF_UN0157432_Ayene

 低所得国における新生児死亡率の平均は、出生1,000人あたり27人、高所得の国々では1,000人あたり3人。出産するのに最も危険な国々で生まれた新生児は、最も安全な国々で生まれた赤ちゃんより死亡する可能性がずっと高いということだ。貧困や紛争、脆弱な制度のせいで、妊婦が出産の際にケアをなかなか受けられないサハラ以南のアフリカの国々が多い。早産や出生時の合併症、または肺炎や敗血症などの感染症による死は、清潔な水、消毒剤、出生後1時間以内に母乳を飲むこと、出生直後の肌と肌の触れ合い(SSC)をすること、十分な栄養のほか、十分な訓練を受けた助産師がいれば予防が可能。しかし、毎年、世界の260万人の新生児が、生まれて最初の1カ月を生き延びることができないのだという。ユニセフは、このような新生児に関する課題の解決に向けて医師や看護師、助産師の雇用や医薬品の提供などを進めるグローバル・キャンペーン「Every Child ALIVE」をスタート。このキャンペーンを通じて、すべての子どもが生きられるように、政府、保健サービス提供者、ドナー、民間セクター、そして家族や経済界に対しても、協力を呼び掛けていく。


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