この季節ならではの京都の“宝物”発見 寺社仏閣、グルメ、スイーツ…「そうだ 京都、行こう。」冬編

 四季折々で美しい表情を見せてくれる京都。紅葉で艶やかに着飾った秋が過ぎ、凜とした空気につつまれた冬が到来すると、街は「静寂さ」を取り戻し、クールビューティーともいうべきたたずまいを見せる。峻厳な京都の冬ではあるが、ほっこりした魅力が発見できるのも、温かさが身に染みる冬なればこそ。きっと、あなたがこれまで出会ったことがない古都に出会えるはずだ。

 JR東海のおなじみのキャンペーン「そうだ 京都、行こう。」と京都市観光協会「京の冬の旅」がコラボレーションした商品が企画され、そのプレスツアーが開催された。筆者も勢い込んで参加し、2017京都・ミスきものに輝いた境沙織(さかい・さおり)さんらと一緒に、京の冬の“宝物”を探す旅が始まった。

 まずは、京都といえば、お寺。しかも、この時期だけ拝観が許される「非公開文化財特別公開スポット」である、東福寺 即宗院(そくしゅういん=京都市東山区)にお邪魔した。ここは、室町時代に薩摩の守護大名・島津氏久の菩提を弔うため創建された塔頭(たっちゅう)寺院だ。

 

東福寺 即宗院の門前(各寺院、京菓子資料館内の写真は特別許可を得て撮影)。
東福寺 即宗院の門前(各寺院、京菓子資料館内の写真は特別許可を得て撮影)。

 今年で52回目となる「京の冬の旅」。その目玉となる『非公開文化財特別公開』のテーマはずばり、「明治維新150年記念」と「西郷隆盛」。今年は明治維新から150年という節目を迎え、その立役者の一人で、NHK大河ドラマ「西郷どん」の主人公・西郷隆盛にゆかりのある寺院を中心に、建築物や庭園、仏像など通常非公開の文化財が特別に公開されている。

 ここ即宗院も、東福寺境内の東端に位置する塔頭で、幕末には薩摩藩士・西郷隆盛と、尊皇攘夷派の僧侶・月照上人(げっしょうしょうにん)が密かにここで倒幕計画を練った場所といわれる。

 ここでは、島津家ゆかりの火鉢や重箱のほか、徳川時代最後の将軍となった、15代将軍慶喜の掛け軸などの寺宝を特別展示。このほか、境内には、明治維新で戦死した薩摩藩士の霊を供養するため、西郷隆盛自身が524霊の揮毫(きごう)をし、建立した「東征戦亡(とうせいせんぼう)の碑」も建ち、幕末の歴史ファンならば、一度は訪れたいスポットだろう。

 

「東征戦亡(とうせいせんぼう)の碑」。
「東征戦亡(とうせいせんぼう)の碑」。

 出迎えていただいたのが、隠居を意味する「閑栖(かんせい)」杉井玄慎(すぎい・げんしん)さんだ。西郷隆盛が好きな言葉「敬天愛人(けいてんあいじん)」について、「西郷さんが育った薩摩は、桜島の噴火や台風、大雨など自然の災害に遭うことが多かった。そこから自然に対する恐れが生まれ、人間は生きているだけで価値があるという思いに至ったのだろう。そこから、人を慈しむこと、人を許すこと、そして助け合いの気持ちなどの大切さを込めて、この言葉を大事にしたのではないか」と話してくれた。

 鎌倉時代に関白を務めた藤原兼実(ふじわらかねざね)の山荘「月輪殿(つきのわどの)」跡である庭園と、ミスきもの。両方の美しさを目で交互に楽しみながら、即宗院を後にした。

 

島津家ゆかりの品々を説明する杉井氏。
島津家ゆかりの品々を説明する杉井氏。
即宗院の庭園と2017京都・ミスきものの境さん。
即宗院の庭園と2017京都・ミスきものの境さん。

 


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