明日の飛躍は基本から 東京でキャッチボールの大会

【キャッチボールは野球の基本=東京ドーム】
【キャッチボールは野球の基本=東京ドーム】

 藤井聡太四段の連勝はとまったが、熱狂の余韻は続いている。藤井四段が対局の休憩中に食べる店屋物まで実況中継する過熱ぶりのおかげで、これまであまり知られていなかった将棋の世界の一端が、お茶の間にも知れ渡ったのではないか。

 例えば対局時間の長さ。休憩時間を差し引いてもあの長時間、脳をフル回転させなければならないのだから「ミスが勝負を決める」というベテラン棋士の解説もうなずける。ひふみんこと加藤一二三九段は藤井四段を「ミスが少ない」「秀才型の天才」と評している。将棋の“基本セオリー”をほぼ完璧に身につけているのだろう。基礎養分たっぷりの若木がどこまで将棋界に屹立する大木に育つか、将棋ファンならずとも楽しみはつきない。

 どんな分野にも、その世界に身を置く者がマスターすべき“高度な基本”というものがある。どんなに道具が機械化されてもカンナを扱えない大工はいないだろう。包丁をきちんと研げない人は一流料理人とは言えないのではないか。

 スポーツの世界は特に基本がはっきりしている。相撲の四股、股割り、柔道の受け身、サッカーのトラップ、インサイドキックなど、一流選手になるには、これらの基本をしっかり身につけなければなるまい。

 野球でいえば、まずキャッチボールだろう。野球少年の憧れの選手たちがつくる「プロ野球選手会」が、「キャッチボールクラシック」というゲーム形式のキャッチボール大会を全国各地で開いているのだから間違いない。

 東京ドームで6月3日開かれた「キャッチボールクラシック2017ポップアスリートカップ関東大会」(日本プロ野球選手会主催、エイブル、トンボ学生服、パテックスなど協賛)には、40チーム400人の野球少年らが参加。2分間でキャッチボールを何回できるかを競った。

 熱戦の結果、優勝は100回を記録した六会レッズ(神奈川)。準優勝は98回の青柳ドラゴンズ(埼玉)、3位は94回の上尾ひがしランナーズ(埼玉)。

 キャッチボールという基本が、少年たちの今後の飛躍を支えていくだろう。


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