お手頃スイーツを楽しめて意外な発見も パン屋さん活用法@フランス

パンと並んでたくさんのお菓子に誘われる
パンと並んでたくさんのお菓子に誘われる

 フランスで“パン屋さん”といえば、バゲットやクロワッサン。でもさらに楽しみがいがあるのがスイーツだ。街角でふと見回せば目に入る「Boulangerie-Pâtisserie」の看板。文字通りパンとお菓子を扱う店だ。高級パティスリーやショコラティエ、あちこちで紹介される有名店のスイーツを目指すグルマンな旅行者も多いが、予算も時間も限られた出張や、特定のお店を目指すほどでもないけれど、スイーツが食べたい!という時には、フランス全土に32,000軒あるといわれるこの”街角のパン屋さん”はとても便利。旅行中はどうしても食事やおやつが全部外食になり、出費を抑えたい、という時の救世主でもある。

軽いランチになるサンドイッチやキッシュも
軽いランチになるサンドイッチやキッシュも

 たとえば、10ユーロを軽く超えるホテルの朝食をやめて、近所でパンを買ってくる、という旅行者は多い。朝ご飯は焼きたてのクロワッサンやパン・オ・ショコラ(チョコレート入りのパン)。どれも1個1.3ユーロ前後だから、違う種類を2、3個食べてもかなり安上がりだ。お昼も、カフェやビストロに入れば簡単に15ユーロ近くに届いてしまうが、パン屋さんを利用すれば、値段はその半分以下。多種多様なバゲットサンドイッチやキッシュ、一切れから買えるピザやサラダなどを置いているところもあり、サクッと単品ランチ、という時に最適だ。そしておやつにはスイーツ。選択肢は多く、お菓子だけの専門店に比べ値段も手頃だから、実はスイーツ好きにとって本領の発揮のしどころだ。

レモンのタルト
レモンのタルト
自転車競技にちなんだパリブレスト
自転車競技にちなんだパリブレスト

 大抵どの店にもあるのが、レモンのタルト。形も味も店によりさまざまだから、何回か食べる機会があるなら、違うお店のものを食べ比べるのも楽しい。ショコラやカフェのエクレア、色とりどりのマカロンも同様だ。19世紀後半に始まった自転車レースの開催を記念して、自転車の車輪の形に作ったと言われる「パリ・ブレスト」も定番の一つ。リング型のシュー生地にプラリネのクリームを挟むスタイルは、どの店もだいたい同じだから、これはさらに食べ比べがいがある。

人気のジェジュイット
人気のジェジュイット

 もちろん、それぞれの店の自慢の一品もあるから、おすすめを聞いてみるもの一案。たとえば筆者の近所の店では、“Jesuite”(ジェジュイット)というお菓子が人気。もともとイエズス会(ジェジュイット)の修道士がかぶる帽子の形にちなんだフランスの伝統菓子で、カリッとした表面が、つばが少しめくれあがった帽子に似ているのが特徴。パイ生地にフランジパンなどを挟むのが常道だが、この店では一番上の薄いメレンゲの層がさらにクリスピーで、中はフランジパンからアーモンドクリームを”引き算“したクレーム・パティシエール。その絶妙な食感が、並んで買っている客も「やみつきになる」と言うほど。伝統菓子だが、どこにでもある定番というほどでもなく、ご近所ならではの恩恵にあずかれる一品。そんなスイーツを、宿の近くで見つけてみるのも楽しいかもしれない。


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