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ワシントンの朝のコーヒー事情

アプリで注文したコーヒーやパンなどの食べ物が置かれているスペース(筆者撮影)

 全米で最も人気のモバイル決済アプリが何かご存じであろうか。

 アメリカのモバイル決済といえば、ApplePay(アップルペイ)や、GooglePay(グーグルペイ)を思い浮かべる方も多いと思われる。実は、米コーヒーチェーン大手のスターバックスが発行するアプリが、全米で最も人気のモバイル決済アプリだ。

 米国の首都ワシントン中心部には1ブロックごとに、スターバックスがあり、日本のコンビニエンスストアのように非常に多くのスターバックス店舗が営業している。

 ワシントンの朝の出勤時間においては、多くの〝ワシントニアン〟が出勤前にコーヒーを買うべく、スターバックスに立ち寄る風景が見られる。

 アメリカのスターバックスは、日本に比べると店員のサービスレベルが高くないことから、お客さんが実際に入店してからコーヒーを手にするまでに、とても時間がかかるのが実情である。

 この問題を解決しているのが、先ほど触れた、スターバックスアプリなのだ。

 スターバックスアプリでは、事前にチャージしておいた金額(クレジットカードにひもづけられており、モバイルSuicaのようにオートチャージ設定可能)の範囲内で、アプリ上でコーヒーやパンなどの食べ物を選択し、受け取り店舗を指定の上、注文することができる。

 コーヒーについてはどの程度シロップを追加するか、トッピングはどうするかなど、自分好みに非常に細かく注文することが可能となっている。そして、自分が発注した商品が、店頭での受け取り可能になると、スマートフォン上に通知されるシステムだ。

 これを活用することで、冒頭のワシントンの朝においてワシントニアンはスターバックスのコーヒーを購入するために多くの時間を割く必要はなくなる。出勤前に、アプリ上で注文を行い、受け取り可能通知がスマートフォンに届いた段階で、指定した店舗に行き、コーヒーをピックアップするだけでよくなった。

 アメリカに住んでいると、日本が人々の勤勉さでカバーしているところを、アメリカはテクノロジーを大いに活用して、日々の利便性の向上を図っていると感じる場面があり、スターバックスアプリもその一つの事例だ。

 日本人に大変人気のハワイのワイキキでも、このアプリを利用することは可能なので、バカンスで訪れた際に、手軽にスターバックスコーヒーを購入してみてはいかがだろう。

(国際協力銀行 ワシントン駐在員事務所 駐在員 小林 祐馬)

 

(KyodoWeekly2月4日号から転載) 


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